1999年2月24日(水)
〜1999年2月27日(水)
今年のeATについて
はじめに
去年に引き続いて今年もeAT金沢というイベントにボランティアスタッフとして下働きしてきたのだが(そうして内部に潜り込んだり夜塾に格安で入れて貰ったりして著名人な方に合うのが目的)、その模様をお送りする。なお「あれ?これどこかで見たぞ??」という方、実はこれどこぞのメーリングリストに流した内容とほぼ同じ(こんな内容レポートとして出して良かったのか?)という手抜きな内容なのでまぁ飛ばして読んで下さい。
24日(前日)
会場の設置や本番にむけての練習をしていた人もいたらしいが僕はラジオドラマの録音(僕は当時mediumというサークルでこういう簡単なお話を作っていた)の為パス。
25日(第1日目)
今回から第1日目にeATの各賞の発表をしていたらしい。
そこで名人賞を取った樋口真嗣氏(平成ガメラシリーズの特技監督なお方)の話は面白かったらしい。
18時からのフォーラムでは森村泰昌氏(有名な絵画をいじったものとか・・・上手く言えないがコンピュータを使ったいろいろな絵的な仕掛けを作る芸術家?)の話もむちゃくちゃ面白かったらしい。
さっきから『らしい』を連発しているのは担当が26日以降は会場となる場所でのIDチェックだったのでさっぱり様子が判らなかったからです。なんでここのボランティアを志願したんだーっ?!(不覚)
その別の会場である金沢市民芸術村PIT3では企業&石川県の展示品が導入されていました。そこで見た『石川県は伝統工芸品のデータをCD−ROM等に収めインターネットで公開していたりもしています』プロジェクトは、内容的には伝統工芸品を並べて軽い解説をつけてムービーにしただけといった薄い内容でしたが試み自体に基本システムのDirecterムービーによる”日本の美”的な美しさもあって興味をひかれました。
26日(第2日目)
セミナーAでは岩井俊雄氏(ウゴウゴルーガのメイン3Dスタジオ部分を作ってやっていたお方)とかうるまでるび氏(同じくウゴウゴルーガで「しかと」とかのアニメーションを作っていたお方)を交えて話すということで夜塾の次に今回のeATでは期待していたのですが、仕事交代順序の都合で数分しか見ることができませんでしたのでこれまた話しがよくわかりませんでした。ただ最後に見たライブしりとりマンガ(これの正式な名前は失念)はすごいとしか・・・。
#ライブしりとりマンガとは、まずうるまでるび氏が即興でamigaを使ってマンガチックな絵を書く→するとその絵が前の絵からしりとりになっているというしろもの。さらにこのマンガがアニメとして動き出したりするイベントも以前やったという話もあった。それが次々に書いていってエンターティメントとして立派に通用しているのは流石。ちなみに25日にちらっと練習風景を見たのだが見た範囲では同じ内容をやっていて、これは反復練習の賜物なのかなと思った。
その後のセミナーDは上手く引継ぎがいって社会人スタッフ&市役所方々のご好意もあってかなり見ることが出来たのですが・・・言っている意味がさっぱりわからん。『何がアートで何がアートでないか?』という僕としては日ごろ全く考えないし考える必然性がないタイトルなのでついて行けませんでした。ですからコメント不可です。
で夜塾。一番期待していたのですがこういう時に昨日からひき始めた風邪が悪化&前もっての下調べをあまりしなかった不勉強さもあいまってここでコレだ!といった話はありません(;_;あえて感じた事を書くとすれば・・・
1.著名人の方々は話すタイミングさえピタっとつかめば結構気さくに話しやすいものだ。
2.しかしタイミングがないとコレほどいづらい場もなく、自分の場の読めなさに絶望してしまうものだ。
3.夜塾ではやっぱり講師の方々をある程度でもいいから全てに目を通さないと、えてして目を通さなかった方と話す場を持ってしまってしまったーっ!とこれまた己の馬鹿さ加減に失望するものだ。
4.スメリーさんの替え歌による1発宴会芸最高。
5.会場のホテルの飯は非常に上手い。しかも次から次へと出てくるのでいい意味で油断が出来ない。
27日(最終日)
この日は講師の方々によるセミナーはなく展示品の警備&撤収。ですので特に話すこともなし。なお僕は2日目の夜塾で泊ったホテルにてコート&自転車の鍵を忘れてしまった為にいろいろな方に迷惑をかけましたこの場を借りてお礼申し上げます。
ということで今回のeATでは夜塾は樋口氏と直接話せたりして良かったのですが(でもいざ書こうとするとどうでもいい内容がずらずらとこれまた並びそうな会話しか出来なかったりするのですが。樋口さんはせっかくガメラメイキングビデオとかで押さえておいたのに!)他のところでは特に僕にとってこれだっ!と得るものは余りありませんでした。
1999年2月23日(火)
サクラ大戦III新キャラ大予測
『サクラ大戦』といえばゲームボーイ版が出るだのいろいろ最近騒がれていますが、今回のつねづねでは久々に趣向を変えて『サクラ大戦III新キャラ大予測』と銘打って話を進めていきたいと思います。ええ、勿論こんなこと書く理由は単にふと思い付いたからです。
新キャラといえば今回も2名ぐらい追加されるでしょう。主役クラス女性キャラが。女性だけではなかなか話を盛り上げづらいので男性陣もかなり出てくるでしょう、恐らく第2次世界大戦突入とかの時期に入りそうだし。でも却下。現在サクラ大戦に出てくる主役女性キャラといえば・・・
- 大和撫子
- お嬢様
- お子様
- メカフェチ眼鏡っ娘
- 年上のお姉さん
- 格闘少女
- 勝気で当初は男嫌い
- 無口でスクール水着が似合う
とまぁこんなところか。ちょっと説明がアレで何を今更なところがあるけど大体その手の人達の需要を満たすというかポイントをきっちり押さえていくという形で配置されているところがあるのは間違いない。ということは次回作に追加されるキャラクターもこの線でいくのはこれまた間違いない。てなわけで考えてみたのがこういう奴らなんですが。
- おとぼけインド人
- 性格的に今のサクラ大戦を見渡して明らかに足りないのがこの「ボーっ」としているタイプのキャラクターだ。「単にそんな奴は実践では使えないからじゃないからじゃないですか?」いやそんなものは”実はすごい能力が!”と設定にひとつ書き加えるだけで何も問題なし!。なおインド人と書いたのは世界進出を狙うに当たっての単なる黒人対策です。でもブラジル出身でサンバが得意というキャラを出そうものならサクラ大戦の場合話があらぬ方向へ行ってしまいそうな気がしません(^^;?。
- 爆乳アメリカン
- 体格的に今のサクラ大戦を見渡して明らかに足りないのが胸がこれでもかと大きい女性か。そう言えば僕の知る限り藤島康介氏のコミックでそういうタイプの女性キャラが出てこないのも今まで出てこなかった理由と関係しているかも。個人的にはなんでやたら胸のあることはいい事だ見たいな今の騒がれ方は理解できんのだが。あと、今ほどではないとはいえ当時もそれなりにアメリカと国交はあったのではないかな?当時の開拓魂を持ったキャラクターを出してきても面白いと思うのだが。
- 人間じゃない(もしくは幽霊)
- 最後に女の子でサクラ大戦にない線といえば人間じゃない女の子かな。ほらあるじゃない、□?をしたためにそこから出てきた特殊能力を持つ女の子といきなり共同生活をすることになったというあの路線。あと幽霊という線も主人公たちが操るメカ(霊子甲冑)は霊力を原動力にするという設定だし、2でも死んだはずの○×がというのがありましたが実は双子の姉が・・・という話も面白いのではないかな。
どうでしょ?ファンの人がこれを読んで怒ったりしないことを祈ろう。
1999年2月22日(月)
奢れるものも久しからず。ただ春の夜の夢のごとし
昨日『NHKスペシャル 世紀をこえて〜豊かさの限界〜 第3集それはDDTから始まった』を見た。要約すると分解しにくい化学物質というものはそれを使うことで物を作るときには非常に便利な物となるが、いざ処分となると膨大なお金がかかるわやっぱり体に害はあるわ分解されずに蓄積される一方だわ。でも安全性のチェックなんぞ”完璧”を目指してやっていたらきりないし困ったもんだねという話。タイトルがタイトルだけにほとんどNHKスペシャルお得意の使いまわし映像オンパレード、僕的にこれが新事実だというものはあまりなかった。とはいえ途中途中で見せる現地の様子や編集のうまさからずっと見入ってしまった。
今日、そんな中久々にサターンを起動させ2月だけに『ウインターナイツ』を立ち上げるがなぜかパワーメモリ(セガサターンにおけるゲームの途中経過を記録するカセット)をまったく認識しない。カセットの端末部に息を吹きかけたり何度か挿し直し足りしたところやっと認識するが、パワーメモリへの操作のうちで『1)本体メモリーからカセットへのバックアップ2)カセットから本体へのバックアップ3)カセットの初期化』・・・最後のやつしか表示されてないんっすけど。(コメントする気力なし(T_T)。初期化完了。はぁ。まぁデータもいつまでもだらだらと残るより、何時の間にかぱっと消えて完全に無くなってしまう方が自然でいいということですかね(心にもないこと)。
1999年2月19日(金)
飲んだら載るな 飲んでても載るな
『グラディウスW−復活−』が近所のゲームセンターに置かれてからもう1・2週間過ぎた。グラディウスシリーズといえば僕もいくつか思い入れがあるのだが(MSX版に出てきたヴェノム博士どうなったんでしょう?)『レイクライシス』を何度プレイしてもいまだに3面以降進めない腕前の持ち主としてはVがアレだと聞いただけに「あっという間にやられてしまうのでは」とやる気になれなかった。しかし、どうも人のプレイを観察している限りでは装備の身に付け方を正しくやればなんとかある程度のところまで進めるんじゃないか?てなわけで、今日はレイクライシスの方がたまたま混んでいたこともあって初めてWをプレイすることにした。最初の機体(?)選択では最強と評判の高い6番目を選択し(シールドは勿論フォースフィールド)ゲームスタートとっと・・げげっスタートボタンを除く全てのボタンがコーラでびしょびしょじゃん!!くそーっ、そういえば珍しくグラW空いてるなと思ったらこれが原因だったのか。我ながらやる前に気づけよという説もあるが嘆いていたってしょうがない。かなり気が滅入ったものの、急いでハンカチを取り出してボタンを吹いて体制を立て直そうとする。しかし勿論バクテリアンの皆様はそんなこちらの事情などお構いなし。あっという間にパタパタ倒れてゆき、気がつけば最初の黄金ドラゴンで「GAME OVER」の文字が。
えーっ、一部のゲーマーの皆さんへ『電気製品を扱っているときは物を飲むのはやめましょう』しかも『筐体汚したらきちんときれいにしてから帰りましょう!』50円返せーっ(-_-#)!!!!
1999年2月17日(水)
卒研との終闘 第4話 さらば卒研(か?)。
卒研発表も終わった。毎年のごとく研究の仕方をアレしてしまった為に単なる吊るし上げ大会と化してしまったところもあったようだが僕の研究はまぁ「試案を作る」と提示しているだけはあってか(?)あまり厳しい突っ込みもなくすんだ。あの手応えではまず卒業は大丈夫だろう、よかったよかった。さてこれから4月まで一息つけるぞ!と少し安心していたら全員一人ずつ検定済みのはずの卒論を返される。これはこのまま大学の図書館に寄贈するのではと思っていたのだが「さらに追って修正個所を言うからまた直すように」とのこと。まだか。まぁいいけど。
1999年2月14日(日)
北京原人のでき(注意:ネタばれあり)
昨日から始まった『神風怪盗ジャンヌ』をすっかり殆ど寝過ごしてしまったので、ビデオ録画していたTOY君の所で見せてもらいに行った。ふとそこでテレビを見るとテレビ朝日が一時期協力にプッシュしていた『北京原人』をやっていたのでせっかくだから見てみる。
感想。北京原人は”やっぱり予想通りのでき”でした。まぁ「北京原人は誰のものでもないんだ。」という映画の予告編を見ただけでよめよめな結論はわざわざ僕が言うまでもないので、正しい見方としては設定のヘボさをテレビをみんなで囲みながら突っ込むことでしょう。例えば宇宙空間であんなでっかい隕石にぶつかったら普通生きては帰れんぞとか、なんでそこで同時に受精させたくせに大人と子供というくらい見事に成長ペースが違うのとか、おまけにどうしてそんな平成の世の中に生まれたくせに原始時代の記憶をはじき出すことができるのかとか、さらにクライマックスは爆笑!北京原人とマンモスのいた時代は違うって!!。もう絶対2度と日曜洋画劇場で放送されることはないでしょうなコレ。
1999年2月12日(金)
ウルサイ
夢の中の話。クライマックスに向け(?)非常に盛り上がっているというのに気になるBGMが終始かかっていた。隣のアパート住人によるいびきである。気になって気になって仕方がない。でも僕が目を覚ますと気がつけば誰もいびきをしていなかった。めでたしめでたし?!ちなみに僕が寝ている間に「はいるひっとらー」という効果音がどこからか聞こえてきたとの友人報告があるがその手系の夢は見たことはない(メガドライブ版アドバンズド大戦略初版は持ってますけど(^^;))。
1999年2月11日(木)
スキーを極めよ
卒論を提出しないと本当にいけないのだが、担当の教授が出張に出かけているので打ち合わせができない。しょうがないからこんなときにもかかわらず大学の主催のスキーフェスティバルに参加する。
で、毎年1日ずつこのスキーフェスティバルのみスキーをするので、大体今年でスキー3回目となるのだが今日も滑りまくって上達した僕のスキーの腕前はというと・・・「今年はリフトを止めなかったぜ!」もとい「こけたときに足をめちゃくちゃにしてなかなか立ち上がれなくなるという度合いが減ったぜ!」いやいや「左右曲がれる率がちょっと上ったぜ!」脱・初心者への道は遠い。疲れた。
1999年2月10日(水)
2月の電気料金
今日電気料金の通知を見てびっくりした。先月の2倍以上の金を取るとそこには書いてあるではないか!思い返すとここんところ寒いのでストーブはつけるは今年から足温器を新たに導入したわそういえば気がついたらパソコン&コタツに電気をつけたままばたっと寝てしまうのも珍しくない。でも本当にこの手の温めグッズを使っていたのが電気料金大幅UPの原因なのか?そこで僕は家計簿をつけているので1年以上前にまでさかのぼってグラフ化してみた(図中の赤くなっているところが2月に請求された電気料金)こうぱっと見では短に先月があんまし電気を使っていなかったというのもあるが、でも扇風機を使いまくる夏と特にこのあたりの月は結構電気を食うのだなとつくづく痛感。あぁただでさえ今月大幅赤字なのにー(;_;。
しかし手もとの家計簿ソフト(PC−9801シリーズ・MS−DOS用『おかみさんの家計簿 ver 8.33』)この手のグラフ作成機能がないので1件1件調べながらExcelにデータを打ち込んだりして結構めんどくさかった。いい家計簿ソフトどなたか知りません?いい加減WIN98で全て一本化したいんで(^^;
1999年2月7日(日)
SF
卒論で本当にやばいのにSFという映画を見に行った。普段映画など見ないのだがdesign plexの特集記事を読んでから何となく見たくなってしかも金沢の郊外の映画館にて半年遅れで上映するぞと聞いたから喜んで新聞をチェックしたものの、日が経つにつれすみに追いやられつつあるこの映画。しかも上映は13日までのはずが10日までに狭まった日には今日行かねばもう見られんぞ。ということで卒論は徹夜で頑張ることにして今日はこうして楽しむことにしたのであった。
で感想、「やっぱ売れる映画はまずTVでコマーシャル連呼が第一歩なんだな。」ということ。この映画面白いよー!CMやってないからと言ってももうちょっとお客入ってもいいだろう!!。色調の使い分けのうまさ(オープニングもかっこいい!)・さわやかな青春像からなるギャグ・屈折した思い・ウブなラブロマンス・締めるところは締め、密かに殺陣は気合い入れてやっているとかとか。あぁ感動で涙ぼろぼろという作品でははっきり言ってありませんが娯楽作品としては日本人と言うこともあってかそこらのハリウッドずっとしっくりきて時代劇なんかここ最近全然見ない僕でもとても気に入りました!。『EPISODE ONE』と出ていただけに続編が非常に気になるし(悪役はもちろんあのラストじゃ死んでいるとはとても思えんし)、だぁーっ!でもこんな客の数でそもそも黒字が出るのだろうか。ハナからあんまり日本市場は相手にしていないぜ!という香りがプンプンしていたけど日本でももう少し流行って欲しいもんだ(>だったらパンフレット買ってやれよ>今月財政きついのよ(;_;))。
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