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先日、友人の結婚式&披露宴に出席しました。
その披露宴で一番印象に残ったのは、披露宴式場と中庭が繋がっている点を生かした演出です。
結婚式の後、披露宴が始まるまでの待ち時間、会場を暗くし結婚するお二人の幼少期から今までどのように育ってきたかという紹介ムービーが流れました。
それが終わった後、ムービーを流していた幕が上がり、先程結婚式を終えた2人が出てきました。
その時2人がいたのは、披露宴式場の向かいにある中庭で、披露宴式場とはガラスで区切られているだけでした。
すなわち自分らがいた披露宴式場から見ると、明かりがバックに繋がっている中庭の新緑と合わせて目に飛び込んできて、大変2人が鮮やかに見えました。
仮想なビデオから現実のビデオへの移行が非常にスムーズと感じ、良い演出だなと感じました。
ーその前日に通過した台風8号がもう少し遅く通過した場合はどういうプランを立てていたんだろう?
という意地悪な見方は、さておいて。
今まで隔離された仮想的な世界にいていたのに、現実的な世界と交わらせてショックを与える手法といえばー古いたとえで恐縮ですが、旧劇場版の「新世紀エヴァンゲリオン」とセガサターン版「ナイツ」ですね。
旧劇場版の「新世紀エヴァンゲリオン」は、人類補完計画のさなか、今まで全てアニメだったのに、演出として唐突に映画を見ていた人達が実写で登場しましてーTVアニメ版はアレだったけど、劇場版こそは普通に完結するに違いないと期待したら当時ファンの気持ちをぶち壊し、はああっ?!と揉めました。
ーですが、アレはアレで今となってみてば、芸術的な演出でただのアニメでは終わらない印象的な印象をより際立てたように感じます。
セガサターン版「ナイツ」について、今までのアクションステージが、空想の世界でナイツが捕らわれた自分達を一体化して助けてくれる話しだったのに、最終面は捕らわれたナイツを助けるため自分達が勇気を振り絞って立ち上がるというストーリー展開で、その時のステージの舞台は何といつも主人公たちが普段生活をしている街を飛び回るという展開。
バッチリ決まっていて当時かなり熱くなったのを思い出しました。
まあこういった演出は外すとかなり痛そうですが、現実世界と仮想世界をリンクさせる演出は面白いなあと、友人の披露宴を通して改めて思った今日この頃でした。
投稿者 kuze : 2014年7月17日 23:25
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