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ショッピングサイトを構築するとき、どのようなシステムを使いますか?
ショッピングカートシステムを自前で構築する際の定番と言えば、和製でオープンソースなec-cube。
ブログベースで商品紹介して、そこから購入時の流れとするなら、Skelton Cart系も良さそうだ。
しかしだ。
・商品のラインナップは、少数。
・セット割とか細かいルールがある場合も。
・色々サーバーの制限があって、サーバ側に複雑そうなインストールが必要なシステムは入れるのが難しい。
もしくは既存システムと影響なく連結する必要がある。
・低予算で構築したい。
・要するに申し込み用紙の替わりを果たせばそれで良い。会員登録とか要らない。
などという場合で、且つあなたがJavascriptに軽く精通していて簡単なCGIを設置できるなら、メールフォーム+Javascriptという構成でサクっとがお勧めです。
つまり、こんな感じなメールフォームを組むということです。
メールアドレス
送付先
商品A 1,000 円 × 個 = 0 円
商品B 1,500 円 × 個 = 1,500 円
商品C 900 円 × 個 = 4,500 円
合計 6,000 円
みたいな感じで送信ボタンを押すと。
こちらはくじぇ工作所ダミーショップショップです。
このたびは以下のご商品をご注文頂き、誠にありがとうございます。
メールアドレス = hogehoge@dummy.com
送付先 = テスト県テスト市テスト19丁目19番地
商品A 1,000 円 お買い求め数 = 0
商品B 1,500 円 お買い求め数 = 1
商品C 9000 円 お買い求め数 = 5
合計(円) = 6000
みたいなメールが送られてくる感じです。
ここで気になるのは、同じ商品だけどカスタマイズ案件についてはどう対処するか?
具体的にはこんなUIを実装したい場合。
メールアドレス
送付先
1. 商品A 1,000 円
追加カスタマイズA-1 500 円
追加カスタマイズA-2 1,500 円
2. 商品A 1,000 円 ← このボタンを押すとA群の2が削除される
追加カスタマイズA-1 500 円
追加カスタマイズA-2 1,500 円
← このボタンを押すとA群の3が追加される
合計 2,500 円
こういう時に使えそうだと、先日社内のデザイナから教えられたのが、jQueryプラグイン「jquery.add-input-area」
詳細は、公式ページを参考にするのが良いのですが、上に関する動作をほぼ実装しています。
問題は合計金額をリアルタイムでどのように計算させるか。
ざっと自分がサンプルで組んだ際には、イベントのコピーをしてくれるのは良いのですが、削除した時の判定がうまくいかない。
この間この手の対処をした時は、フォームが押された時とか内容が変更された時にイベントを発生させてその中で計算をさせるよりも、setIntervalで0.1秒単位で常時フォームの内容を全て調べさせて計算させるようにするのが、一番手っ取り早いのかなという印象でした。
投稿者 kuze : 2015年8月 9日 23:50
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