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インドア派ですが、前からしまなみ海道のサイクリングが気になっていました。
四国と本州を繋ぐ連絡橋は現在3本存在していますが、そのうち広島県尾道(おのみち)市と、愛媛県今治(いまばり)市間をその間にある6つの島々も含めて結んでいるのがしまなみ海道。
しまなみ海道は、約70kmからなるのですが、他の2つの橋とは異なり自転車や単車(と徒歩)で渡ることが出来ることから、先日見たWBSによるとサイクリングスポットの中では1位の観光地とのこと。
今回別件で四国へ行く用事があったことから、合わせてゴールデンウィーク真っ只中ですし、4月29日、今回念願だったしまなみ海道サイクリングロード走破に今治側から挑戦することにしました。
まずはJR今治駅近くで格安で休める『喜助の湯』からスタート。
早めに出発しようとおもったのですが、せっかくだから朝ごはん食べて朝風呂入って、そう言えばソシャゲのイベントが今日までだったのでもう少しやっておくか...等としていたら9時近くになってしまった!
自分の誘惑の弱さに凹みつつ、JR今治駅臨時レンタサイクルターミナルへ行ってみたところ、なんと最後の一台!で、残っていたのがミニサイクル。
ガイドブックなどでは長距離運転においてお勧めされていなかったのが嫌な予感がしますけど。
ま、ポケモンでもサトシは残り物ピカチュウのおかげでその後冒険ができているんだし、ママチャリに形状が似ているから慣れている自転車ということで走りやすいんじゃないか?ということで、乗ってゴールまで続く青線に沿って運転してみたんですが。
クソしんどい。
しまなみ海道といえば、6つの大橋を渡って絶景の景色を見るのがポイントです。
(今治から見て最後の島:向島(むかいじま)←→尾道間は尾道大橋は渡らず、渡舟を使用することが推奨されているのでノーカウント) 普段山とか街とかで暮らしているので、島々の景色をめぐるのは新鮮でウキウキします。
ですが、大橋だけにかなり高いところに上るので、橋を渡る為には毎回60mぐらい?上らないといけなくて。
しまなみ海道はサイクリング(と歩行者)向けに、原付など向け道路とは別に毎回1kmぐらい距離があるが緩い坂道を設けて上りやすいようにして配慮しているのですが、ミニサイクルだとそれでもすぐに息が上がってしまいます。
そこでひたすら自転車を押して上っていくのですが、それでも体力が削れる。
ですので休憩できそうなスペースを見つけたらすぐに休んでしまうので、予定より遅れているのはわかっているのに進まない。
休憩所で伯方の塩ソフトとか柑橘系ジュースを食べて飲んで体力チャージしましたけれど、とても観光を楽しんでいるゆとりはない...。
かくして次第に橋を見るたびにまたか!マジで!!死ね!!!と思わずつぶやいてしまうのでした。
ですので4つ目の生口島(いくちじま)に到着した際には、この残り体力では、これ以上尾道のしまなみ海道レンタルサイクルが空いている18時~19時までに辿り着くことは難しいと判断して、瀬戸田港から船で尾道へ移動することに。
完走失敗、悔しい。
しかし、こういうこともあろうかと私には休みがもう一日ありまーす!
ゴールデンウイークなので、この周辺は何処も(宿泊費一万円以下で)空いているホテルはないらしいのですが、福山駅周辺のなら一件空いているホテルがあった!!
4月30日、昨日の失敗は多分一日の開始が遅く、レンタサイクルでスポーツ車を借りれなかったこと。
昨日、1つ目の島である大島にある道の駅で一息ついていた際、何度もしまなみ海道へ来ているベテランな自転車乗りの方と話をする機会があったのですが、スポーツ車のクロスバイクですとやはりすごく負担が少ないらしい。
そこでなんとしてもスポーツ自転車をレンタルすべく、朝6時にホテルを出発し6時50分には尾道のしまなみ海道レンタサイクルに到着して並んでいたのですが...その時点でもすでに長蛇の列!
ですが今回は30分以上並んで何とかスポーツ車を借りることができました。
借りることができたのは、正直区別がつかないのですが、タイヤが太いのでおそらくロードバイクではなくマウンテンバイクだと思う。
今回は、近くのローソンで一息ついてから、朝8時より前回とは逆向きに向島から生口島へ向かうルートで出発しました。
(ちなみに帰りは再度ルートを逆向きに走って帰りました)
確かに凄い楽。
お尻は痛いのですが、しかしこぐのがとにかく楽。
昨日は大橋に向かう長い坂になるととてもこぐことができずに置いて歩いてばかりだったのですが、今回は1度も押すことなく最後までこいで橋のところまで行くことができることもありました。
しかもその際にほとんど息が上がっていないと言うのにびっくりです。
その上、移動速度が昨日に比べて少し早い。
昨日は調子の良い時で時速10キロ位で走れていたのですが、スポーツ車では大体平均して時速13~15キロ位で走れているような感じです。
ですので、今回はいろいろ途中観光地をめぐる気力もわきました。
今回見てきた観光地は因島(いんのしま)水軍城とか、耕三寺(こうさんじ)・平山郁夫美術館なんですが、印象深かったのは耕三寺。
昭和にできた寺なので、歴史は薄いのですが、寺を作る前は鉄鋼事業で一財産築いた上でその金を様々な建築物を作る為に湯水のようにかけまくっており、昭和書記の成金の凄さを感じました。
具体的には各像をしっかり作っている地蔵群が印象的だった地下へもぐる千仏洞と、これが昭和金持ちの家というのが体感できる潮聲閣が印象的でした。
まあそんなこんなで今回2日間のしまなみ海道走破は終わったのですが、気を付ける点としてもう一点付け加えるとすれば、日焼け止めは必ずしっかり塗っておくということ。
1日目では塗り忘れていたので、気が付いたら手の甲と鼻の周りが真っ赤になってしまった。
そういえば自分の肌は日焼けしやすいんだっけ、ただでさえいつも日陰にいるので皮膚が紫外線に対して弱まっているうえに、海の周辺にいることで反射した光を受けて余計刺激を受けたかもしれない。
とはいえ、地元にいる人にとっては当たり前の光景かもしれないけれど、海に浮かぶ島々を眺めながら、さわやかな潮風の中、自転車で駆け抜けるのは気持ちよかったです...スポーツ自転車であるのは必須事項ですけど。
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■おまけ
電池1%だったので、充電させていただけるの大変助かります! pic.twitter.com/9GPGm9dUKb
-- 久世浩史 (@hiroshikuze) 2018年4月29日
投稿者 kuze : 2018年4月30日 00:31
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