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洋物実写特撮ロボット映画パシフィックリムの続編ことパシフィック・リム:アップライジングを見てきました。
面白かったんだけど、前作の衝撃はすごかったんだと再認識しました。
CMで打ち出していた今作最大の売りは決戦地は日本だということ...
おっと、以下ネタバレしていくので、まだ見ていない人は注意してください。
CMに偽りはなく、最終決戦シーンは確かに日本だったのですが。
...これはどこの日本ですか?
まず最終目的地富士山の紹介が「活火山」という説明からスタート。
いやいやいや!桜島じゃあるまいし!!
ゆるふわ登山アニメを含め、毎年どんなけの人が火口までいっていると思ってるんですか!
そしてその前の決戦地として出てくる「東京」はテロップは出ましたが、なんちゃって日本看板が乱立。
これが夜間ならネオサイタマといわれても違和感がないと思う。
ただ、等身大ガンダム像が出てくるので、それかよ!と思いましたが、まあ確かにギリ日本でもいいかとも思います。
(ロボットつながりで出したのでしょうか?)
ですが主人公たちをいったん倒したKAIJUは富士山を目指すのですが、尺の都合か、東京都市圏の隣に富士山を置いちゃった。
箱根とか山梨県・静岡県の立場は?
これじゃゆるキャン△が成立しないじゃないか!
シドニーはオペラハウスを出してくれていたのに対して、なんて雑な。
でもまあこんなヘンテコ日本は、すでにニンジャスレイヤーとかで慣れてるし、面白かったし許そう。
とはいえ、面白いんだけど、雑なところは他にもいろいろあって。
美少女洋ヒロインはいい味してたんだけど、彼女一人でメカニックも操縦もいける...って孤児でソロ生活していたのにどこでそんな教育を受けていたんだよとか。
加えて主人公が、実戦経験どころか訓練も途中で終わって素行不良なのに教官として呼ばれるんだよ、素質以外にそれらしい実績があったか?とか
大人のパイロットが倒れたので、今まで訓練生だった子供たちが前線に立つというのは、日本のロボットアニメでもよくある燃える展開ですが、美少女ヒロイン以外はどうも掘り込みが浅いので、どうもストーリーに重さを感じないとか。
今までビジネス一辺倒で冷徹だった社長が、途中色々あったとはいえ、いきなり美少女洋ヒロイン作の小型ロボットに乗って主人公をアシストするなんて態度変わりすぎ&なんでそんないきなりうまく乗れるんだよおまえとか。
メインエンジンが核で、最初のころは放射能漏れがあったから、命を削ってロボットに乗っていたとかいう重い設定はどうなった?とか。
主人公側でもKAIJU側でもない、ずる賢い第3局の存在...前作でいえば香港マフィアに相当するアクの強い面々も作品の深みを与えていたのに、それもないなんて。
...とまあ書き始めると、ついあれがない、これがない。とどうしても偉大過ぎる初代があるのでアレコレ書いてしまいました。
でもやっぱりド派手で大迷惑(これ何人裏でお亡くなりになっていたんだろう)な全開バトルは最高で面白かったです。
これが日本発でないのがやっぱり悔しい!
今度は敵の本拠地へ乗り込むと宣言しましたし、楽しみです。
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投稿者 kuze : 2018年4月22日 23:57
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