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お盆時期、法事の手伝いながら久しぶりに平日朝9時のEテレを見てました。
昔、自分が子供の頃だった30年ぐらい前よりも数は大きく減ったのですが、(当然ながら)今風の技術を取り入れたりして面白い。
今回放送された「JAPANGLE」と「はりきり体育ノ介」もなかなか見ごたえがありました。
JAPANGLE
「JAPANGLE」 はEテレ風日本礼賛もとい社会科番組?
特撮の回を見たのですが、日本特撮の歴史として、ゴジラに始まり普段Eテレでは見かけない東映ヒーローや円谷ウルトラマンが出てきてニヤニヤさせてくれます。
爆破シーンの解説では、Eテレ特撮ヒーローである初代ストレッチマンが登場。
初代ストレッチマンにも決めシーンでは爆発シーンは一応ありました。
ですが、初代ストレッチマンはNHK大阪放送局の編集によると思われる、いかにも低予算な合成でした。
しかし、今回はオトナのストレッチマンでもなし得なかったマジの爆破、しかも連鎖爆発で大興奮でした。
すっごく格好いい!今回は全くストレッチやってないけど!!
ところで全般的に妙に造形が凝っているところが「デザインあ」っぽいと感じた。
共通のスタッフが作っているのかしら。
はりきり体育ノ介
「はりきり体育ノ介」は体育科&東京オリンピックプロパガンダ番組?
博士が超人サイボーグ体育ノ介を作ったが、体育機能は組み込まなかったので、町で発生するどうでもいいトラブルとかに遭遇するものの毎回対処できない(アニメパート)。
ですがそんな時なぜかタイミング良く日本代表レベルのスポーツマンがふらっと現れるので、その方の助けを得て博士が体育ノ介にライブインストールして(実写パート)、最後にエンディングテーマを流しながらトラブルを解決していく(アニメパート)という話です。
今回(球技の)バレーやサッカーとかタグラグビーの回を見たのですが、
(下のサムネイルはいい素材がなかったので無料素材サイトから引用)
どのトラブルもインストールしている間(多分放送時間で5分ぐらい?、実際にはもっと長いはず)があれば、どれも普通に歩いて対応できるんじゃないの?
ていうか目の前で困っている人がいる最中なのにほっといて他のテクニックもインストールしているのはどうなの?というのが気になるのは私が野暮なんでしょうね。
本当は体育ノ介の中の人は超スポーツマンと思われるのに、インストール前の対処できないシーンでは、悲しいBGMとともに運動神経のない人を熱演してたり。
スポーツマンの方がOKシーンを説明する際、体育でアクションを決める重要なシーンではスローモーションや時間を止めた上に今時風にカメラを荒いながらもいろんな角度に変えた解説をリズミカルにしたりして、見せ方がうまいと感じます。
もちろんEテレなので根性論ではなく、技術論で改善方法を全て細かく説明するのも良いですね。
体育は、個人的に小学校時代(自分の運動神経のなさもあり)本当になんでこんな授業が義務教育の中にあるのか全く理解できず、しかも周りは駄目な人の気持ちにあまり寄り添ってくれず、さらには自分の中にある謎の恐怖感もあって、だいたい毎回嫌で嫌で仕方なかった。
今でも(ウオーキングとかマイペースでいいものはともかく)対戦とか共同が求められるスポーツは少し抵抗あることもあり、基本何となくつきあいでしかやりませんが、小学校の当時こういう番組があれば、一部のテーマについてはもう少しマシだったかも。
ただ博士、インストールシーンで毎回毎回気合いを入れてコピペじゃ!といって何も考えずに体育ノ介にぶち込んでる姿は面白いけど、ちょっと抵抗があるな。
技術の理屈について細かく独り言で解説しているので理解はしているようでいいといえばいいのですが、コーディングを大事にしない姿勢がスッキリしないというか、せめてできるだけ写経しろよーと言うのはこれまた無粋ですね。
ついでに公式サイトで過去の放送をいくつか見てみたのですが※、空手の回とか、スポーツクライミングの回とかワロタ。
こんなの解説を見てもちっとも同じようにできる気が全くしねえよ!
体育ノ介の中の人のように鍛えまくって体が出来ているならともかく、凡人にはまず基礎筋力を鍛えないと論外だろこれ。
※Eテレの子供向け教育番組の多くは、テレビを見なくても公式サイトで全部見ることができます(要Flash再生可能なブラウザー)。
というか、ネットからだと途中のシーンだけ再生できたりするので、学校の授業としては恐らくこっちの方が使える。
ちなみに視聴前にNHK受信料支払いチェックはない。
あと、昭和にさかのぼる過去編こと水泳編1回目のインストール作業が、テープなのがまたスタッフ分かってくれて良かった。
そうなんだよ、あの当時記録メディアのフロッピーは高嶺の花で、庶民は頑張ってもカセットテープだったんだよ。
本編ではカットされてたけど、あれめちゃくちゃ時間かかっていただろうな...
当時でも例えばROMカセットなら一瞬でロードが管理していた内容が、テープだと30分から一時間かかるのはざらで、先に宿題を片づけるのが基本だったからなあ。
(ROMを焼くのは今も昔も一般的ではないので、テープを使うしかなかった)
って今の小学生にこんな細かいネタが分かるのか?新人の先生でもわからんだろコレ。
あと、なんで番組の構成的にわざわざ体育ノ介と水泳ノ介を分ける設定にしたんだろう?
どうでもいいけど気になる。
ただ、最後のNHKオリンピック応援ソングのパートは「よかった」の中に含めないので念のため。
政治がらみのニュースや、なんで導入したいとまたゾンビの如く言い出した何度解説を聞いても理解できないサマータイムの話がなければ、もっと軽く流せたかもしれませんけど。
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投稿者 kuze : 2018年8月19日 09:55
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