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『GODZILLA 星を喰う者』を見てきました。
以下ネタバレ。
地上の双子巫女(ミアナとマイナ)がやっぱり可愛い!!
アニメ版GODZILLA3作目にして完結編。
ながら、過去2作品ではこう可愛いのになんで出番が少ないんだ!と不満に思ってました。
今回は活躍しまくってキーパーソン、しかも主人公とイチャイチャするシーンもあり。
そんなに主人公へ巫女的に惹かれるシーンってあったっけ?と思うのですが。
とくに彼女たちの部族フツア的にそう活躍していないような。
まあ、いろいろあって地上は2万年も過ぎた後で戻ってきた設定ですし、考え方が違うんでしょう。
あと敵怪獣のギドラは極悪のかっこよさがあってよかったです。
また内輪もめかと思っていたら空間や時間をねじ曲げる設定が存分に生かしてギドラが宇宙船を襲うシーンはしびれた。
星を喰う割には(生き残りが少ないから仕方がないとはいえ)小規模な祈りで呼び出せるんだなとも思いましたが。
で、正直話としてはなんじゃこりゃ!と感じましたけれど、虚淵玄らしい話ともいえる。
なんじゃこりゃ!と気に入らなかった点としては、主人公へ最後まで入れ込む事ができなかったからですね。
物理攻撃は前回までにさんざんやり尽くしたから今回は精神的になんでしょうが、そうくると主人公はうだうだやっているわけでなんかテンションが上がらないし。
でギドラとゴジラがバトルを始めても、主人公は側近(メトフィエス)の裏切り?により、延々繰り返す精神世界で閉じこもっている始末。
ですので、ギドラとゴジラが戦うにあたり、人間側は主人公不在でろくな武器もないから解説しまくるしかないという展開がどうなんだと物足りなかったです。
極め付きは主人公、子供が産まれるのに、前話で戦いの犠牲で植物状態となった前ヒロイン(ユウコ)を連れて特攻するのがイラっときました。
描画はなかったけどあの世界で子育てするのは大変だろうに、なんのフォローもなく見捨てるなんて。
原始生活側(フツワ)のパワーバランスを崩すパワードスーツを残しておくことで、このあと面倒になったり歴史は繰り返すのを恐れるのはわからんでもないが。
でもそこで主人公のやったことは、メトフィエスに対して主人公っぽい事を言ったことと話が矛盾するだろうと。
でも、そこをなくして文明を捨てて自然とともに生きる的なラストへ落ち着くのかなと思わせておいて、不穏な空気からわざわざ主人公を滅びへ向かわせる。
そんな展開がまどか☆マギカとかの救われないラストを思い出して、虚淵玄らしいと感じました。
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投稿者 kuze : 2018年11月24日 22:10
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