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(色々読んでいるわけではないのですが)このところあらたに読んだ小説では、「四つ子ぐらし」にちょっとハマった。
先日「KADOKAWA児童書ポータルサイト ヨメルバ」が無料で公開中というのがニュースになったので、せっかくだからよさげなのはないか色々見てみたところ。
「四つ子ぐらし」がその絵柄と話のジャンルが姉妹ものということで気になりました!
「四つ子ぐらし」は今までそれぞれ離れ離れで住んでいた四つ子の四姉妹が中学入学の際、一堂に会して4人のみで暮らすことになった姉妹(ファミリー)ものです。
姉妹ものといえば、以前もこのブログで紹介した同じく姉妹ものの「四月一日さん家の」が好きでした!
無料公開中の3巻まで読み終えたのですが、今回も性格の異なる仲良く姉妹が1つ屋根の下で色々トラブルはありつつもワイワイ話しながら助け合って暮らすタイプの話で今回もグッときています。
この物語の主なターゲットは女の子向けながら、男性要素について弱いのが私としていい!
主人公(三女:三風)の彼氏担当は1話から出てきますし、四女:四月にも3巻目でそういった話もあるものの。
その主人公の彼氏?(湊)は重要で美味しいところにかかわってくるけど、ポイント以外は影薄い。
長女の一花は百合濃度が高い(でも憧れ系でさわやか)。
お母さんはお話の最重要要素なのに、一方お父さんは影がかなり薄い!
という感じなので、恋愛要素が薄い分、核心となる四つ子の世界を十分に堪能できるのがいいんですよ。
え、富士山さん(遠くから応援している人)?、知らない人です。
物語前それぞれ姉妹は分かれて暮らしていたこともあり、小学校時代まで辛い過去があったことから心に傷を負っており、トラウマと向き合っているんですが。
そのあたりはだんだん話が明かされていくつくりなので、今まで暮らしていた家族との関係はどうなんだろう?とか、毎回それも含めてミステリーが仕込んであるので興味を引きます。
3巻までの時点では、途中で何度もやってくる敵役の自称お母さんについて頭弱いのが惜しい。
もっと強敵が出てくる展開も見てみたいけど、それはもう少し先の話かな?
そのうえで各巻、最後ほっこりして締めているので安心して読めるので、児童小説はちょっと・・・というのがなければオススメです。
■余談
ところで一巻を読んでいる最中で、「姉妹で裸の付き合いとして一緒に風呂へ入っているのに、四女:四月は入らない」的な一文を見て。
「この四つ子は一卵性双生児ではなく二卵性双生児で、四女はもしかして男の娘なのでは?」とか妄想したのは私だけでしょうか?
・・・でも冷静に考えれば、四つ子で顔が同じですぐに入れ替わりができる!とかそんな展開をウリにしているのに、そんな展開ならすぐ第二次性徴で違いが出てしまうから駄目ですよね。
それはともかく、続きが気になったので番外編も買ってみました!。
ぼちぼち読んでみます。
投稿者 kuze : 2020年3月15日 23:01
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