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祝ヤマノススメサードシーズン!の影響ではない...いや少し影響されましたが。
7月14日〜16日に富士山へ行ってきました。
今を去ること5年前にもーヤマノススメに影響されてとあるバスツアーで富士山へ行ってきました。
朝からバスに乗り、夕方に富士五合目(吉田口)に到着、夜19時ごろに登山を開始し、八合目でちょっと山小屋で休憩し、深夜再び登り始め4時半ごろ御来光を見て。
その後すぐに山を下って朝10時ごろ帰り始める...。
という1泊2日プランだったのですが。
夜間に歩き続ける山登りは、やるもんじゃない!
「ちょっと山小屋で休憩」として寝た時点で高山病か頭痛が強くなり、登る気力がうせてしまい、8合目山小屋からの御来光を見て帰りました。
そんな中途半端で終わっていたのが、どうにも気になって、いつかの機会に再挑戦したいな...とくすぶっていたので。
こうして先日富士山へやってきました。
しかも同じバスツアー会社で、かつ、だいたい同じプランで。
学習していないなー自分!
大体というのは、2日目は完全にフリータイムであるというのが違いで、1日目の行程(山小屋が7合目であること以外)と3日目の帰り始める時間は同じという内容。
富士山を再度登ろうと思ったのはいいが、プランを深く考えるのが面倒&お鉢めぐりをしたいという理由でこのプランを選んでしまった。
1日目→2日目
やっぱり今やってもしんどいわー!
前回の反省は、富士山五合目観光協会もやめとけと言っている弾丸登山、そもそも自分は体力ないんだからやらないでおこうということではなかったのか、自分。
このところ毎日歩けるときは平日でも8千歩前後歩くようにした程度しか運動していないし。
6合目からちょっと上がっただけでさっそく息が上がり始めた。
ガイドからのアドバイスで、毎回息を強く吐くことに集中する。
いわく、富士登山では高山病の酸素を取り入れるために空気をしっかり吸い込む必要があるが、そのためにはしっかり吐くことで自動的に吸い込むことになるので、推奨しているらしい。
ちなみに酸素缶の使用はせっかく高度順応した体をリセットしてしまうので、登頂を諦めたとき以外は使用しない方が良いらしい。
確かに毎回吐くことを意識することである程度落ち着いてきた。
しかし時間は押しており。
もともとツアーの登山開始時刻も1時間開始が遅れていたのですが。
加えて同様にご来光を見るため上っている人たちによる渋滞が発生しているので、なかなか進まない。
ですが、登山道を外さない範囲で少し急な所を進めばかき分けて進むことができるので、はって登ったりしたものの。
(前回とは異なり今回は7合目にある休憩所の)山小屋へ到着した際、寝る前に計算してみるとここでの睡眠時間は1時間だけにしても山頂でのご来光に間に合うかどうかと分かりました。
正直また高山病が発生し、少し頭が痛い。
けれど、今回はここで立ち止まるほどじゃない。
アラームをセットし、1時間の睡眠で無理やり起きた後、再び上り始め・・・
前回休んで上るのをやめた8合目の山小屋を超え。
ここから坂がさらに急になり、そろそろ9合目かな?と思ったらまだ本8合目だったと知って凹みます。
空も白み始め、結局今回は9合目(山頂まであと500mぐらい?)でご来光を見ることになりました。
綺麗!(月並みな感想ですが)
今回の登山は天気が良く、雲が少ない中のご来光を見ることができました。
山頂からのご来光ではなかったけど、たぶん似たような景色でしょう。
これはこれでとりあえず満足。
次は目的の一つである山頂。
坂もさらに急になり登山道の幅も狭くなったので、もはや渋滞の中、先にはって進む手も使えなくなりました。
弾丸登山による体力低下で呼吸法ではなんともできないレベルで息が荒くなっていたのですが、ついに6時10分ごろ頂上ポイントの一つ久須志神社へ到着。
山頂では登山者向けの店が各種あるので日本一高い?普通のカップヌードルでも食べて塩分を補給したい気分です。
が、それよりも頭痛や体力の低下が気になる。
店で寝ては迷惑だろうから、適当な横になれそうな場所で休憩する。
といっても、今回寝袋は持ってきておらず、無理やり横になっているので寝こごちは大変良くない、防寒着(少々高級なレインウエア)を着ているものの基本的に寒い(6度ぐらい?)こともあって2〜3時間休んでもさほど体力回復しないのですが。
続いてもう一つの目的であるお鉢巡り。
富士山はご存じの通り、現在噴火していない活火山であり、火口の周りが回れるようになっていているので、一巡することをお鉢巡りと呼ばれています。
1時間睡眠した山小屋でいただいた簡素な朝食用食料と、登山食として持ってきたグラノーラを食べた後、富士山頂上を一周してきました。
富士山頂上付近はそもそも植物が生育できない場所ということで、ショップエリアを離れて歩いていると荒涼した土地が広がっており、火星とかってこんな感じなのかな?と思いをはせてしまう地形でした。
ただ、お鉢巡り自体も結構アップダウンがあり、しかも場所によっては...具体的には富士山の頂上の中でも一番高い剣ヶ峰(富士山測候所)周辺あたりが滑りやすくなっており。
いや、それを考慮しても常時頭痛がひどいわ、ちょっとした上り坂が今までになく呼吸が乱れ、すぐに休憩しないと進めない。
周りの登山者は休まず登れているところをみると、なんかおかしいぞ。
というか、このぐらいの上り坂を今まで難なく登ってきたではないか。
本格的に高山病になってきたのか?
3時間かけてなんとかスタートの久須志神社へ到着。
しかし、この調子で明日の下山は...まあ予約済みの8合目山小屋でぐっすり寝れば大丈夫な程度とは思いますが、どうしてもんだろうか。
とりあえず、せっかくだから理由はともかく高いものは高いカップヌードルでも食べてみようと山頂のショップ群(山小屋)で注文をするが...売り切れorz
そこで900円のうどんを、食欲のなさに耐えながら無理やり食べてみますと。
すぐに頭痛が軽くなった!
今にして思えば、有料トイレ(200円〜300円)に行きたくなかったので水分補給を控えめにしていたために、軽い脱水症状になっていたのかもしれない。
2日目に泊まる予定だった8合目の山小屋にはあまり休まず到着することができました。
3日目
山小屋の方の話では、私から見て2→3日目朝についても多分頂上付近はまた渋滞しているとのことなので、なんとしても頂上に登ってご来光を見るのはやめました。
8合目山小屋から外に出てご来光を見てきたんですが、1・2日目に続き3日目も好天に恵まれたので、これはこれで良い景色でした。
そもそも8合目でも雲の上なので、十分綺麗でした。
そしてそのまま下山。
なお馬に乗っているのは私ではないです。
5合目〜6合目では馬による登山や下山が有料で可能だそうで、その関連で移動している馬と何回かすれ違ったので撮影しました。
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↓富士山まで高速バスを利用したのですが、途中の休憩含めて片道10時間ぐらい時間がかかりました。
体力を確保するためできるだけ寝るのですが、首が曲がりすぎて痛くなるのを防ぐため にこの枕が役立ちました。
↓重いですが巨大バッテリー!ソーラーチャージャーの恩恵はいまいちよくわからないのですが、これのおかげで「スマホでカメラ撮影しようとしたら電池切れだった!」とは無縁でした。
投稿者 kuze : 2018年7月16日 23:48
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