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ニンジャバットマンを見てきました。
そういえばバットマンを一本しっかり見たことはなかったので、あんまり詳しいことは言えないのですけれど、自分の持っていたバットマンのイメージとしては、夜の闇、ダークヒーロー、葛藤、シリアス、というイメージだったんですが。
それが今作は、主要登場人物が出演しまくりの、とにかくカラッとしたお祭り的な作品になってました!
今作はいい意味で、頭がおかしい。
DCは良くこれを許したな...。
ファンの人によっては拒絶反応を起こすかもしれませんが、自分としては大満足でした。
熱血系お馬鹿映画として。
以下ネタばれ。
クドい。
でも面白い。いい。
またジョーカーか!なんでやねん!ありえへん!の連発で胃もたれする。
どこのオーバーテクノロジーだよ!歯車カラクリがスゴすぎるわ!!
けれど、他では味わえない独特の作風がたまりませんでした。
バットマンなんですが、グレンラガンとかキルラキルの中島かずき氏が脚本を書いて、ポプテピピックでやりたい放題した神風動画が制作しただけはあって、何でもかんでもコレでもか!コレでもか!と、ぶち込みまくっているのがすごかったです。
和風、峯不二子、城、ねぷた、戦国武将、魔改造のバッドモービル、ロボット、忍者、相撲、ゴリラ、ガトリング砲、忍術、日本昔ばなし、絵巻物語、茶室、主人公たちの後ろで横一列に同時爆発、合体(テーマソング付き)、巨大ものどうしのどつき合い、などなど。
おまえらこういうの好きだろ?と足元を見まくっているのが憎らしい。
あぁ、とっても大好きだよ!
特に後半から戦隊モノ風になっていくのが、最高でした。
落ち着いて細かいことを考えると、そもそもニンジャがバットマンの仲間になる理由が伝説とかなんだよとは思いましたけど。
でも頭を空っぽにして、何じゃそりゃ!と情報過多の流れに身を任せるのがとにかく楽しい映画でした。
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投稿者 kuze : 2018年6月16日 01:35
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