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最近職場で前に使っていたノートPCについてキーボードの調子がなぜかだんだん悪くなる一方。
小学校の時、「クラリネットこわしちゃった」という曲がたまに放送室から流れていて、最初は一部の音階だけ壊れていたのが最終的に鳴る音階はどれなんだよ!とツッコミたくなる歌詞が頭に浮かぶ。
そこで、新ノートPCとしてGPD MicroPCを使うことになり初期設定をしてきました。
前提として自分の場合職場のノートPCをこんな感じで使っています&今のところの感想です。
No | 要求項目 | 感想 |
---|---|---|
1 | かばんに入れてできるだけ常に持ち歩く | 〇 OK |
2 | いざというときにサーバーを遠隔操作することもある | 〇 OK |
3 | 社内のネットワークテストに用いることもある | 〇 OK |
4 | 開発機器の検証や外部機器設定に使うこともある | 〇 OK |
5 | 議事録作成の際、下書きに使うこともある | × NG |
小さい!
幅のサイズがiPhone11(無印)の縦幅よりちょっと大きいぐらい。
今までのノートPCと比べかばんのスペースを食わなくなり、少し楽になったような。
かばんは普段リュックで持ち歩くのでコロコロ動きそうですが、産業用としてちょっと頑丈そうに作っていそうなのでそこは安心かな?
もちろんWi-Fi搭載なので、テザリング対応の携帯を用意すればどこでもサーバーとの接続にも使えます。
Windows 10 Professional標準搭載なのでサーバー接続アプリには不自由しません。
今回はまだ設定していないんですが、Active Directoryも使うんですけどそのセッティングや検証とか、BitLockerを使った暗号化とかもできそうで期待ですね。
(Ubuntu対応することでUNIXサーバーとの親和性を高めることもできるらしいのですが、こちらについては未検証なのでノーコメント)
両手でがっちりホールドできるサイズのPCなのに、LANポート搭載なのはうれしい。
Wi-Fiがまだ整備されていなかったり届かない場所でLANケーブルを直接差し込んで疎通テストを立った姿勢のまま座らず作業ができそうです。
またタッチパッドが右親指のそばにあるので、両手ホールド状態でもすごくカーソル操作がしやすいのは好感。
ただ6インチサイズなのにタッチパッドを設けたために、キーボードはそのアオリをモロ受けしてしまい、コマンド入力はイマイチになってしまったのは残念。
そんなに使うわけでもないけど変換器なしでRS-232Cポートが使えるのは心強い。
一部のルーターとか検証機器の中にはRS-232Cでの接続が求められることもまれにあるので、そのときに別途ケーブルさえ用意できればスムーズに対応できそうなのがいい感じです。
あと細かいところでは、今どきストラップに対応しているので、野外にて両手でホールドして作業している際、うっかり手を滑らせても落とさない命綱ができたのはありがたい。
薄さや見た目の良さよりも実用性重視のデザインは業務用品として歓迎です!
前述の通り、キーボードが使いにくい。
両手ホールドして親指でのポチポチ入力を前提としているのか?
ただでさえキーボードが小さい&キー配置について特殊で使いにくいのに、触ってみるとキーが少し硬い。
あと英字キーボードがベースなので、日本語入力する際によく使う「変換」キーがない。
じゃあどうするかというと、ALT+「`」キーの同時押しが求められます。
そのためキー一発で半角英数字←→全角日本語の切り替えができないのでかなりやりづらい。
まあキーカスタマイズでなんとかなりそうな問題な予感もしますが・・・もともと大きさが小さいこともあって肩こりそう。
とりあえず長文の入力をしたいなら別途折りたたみ式のBluetoothキーボードを用意して机の上で作業するのが良さそうです。
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この手のPCは一昔前ですとメモリーとかストレージまわりがしょぼかったりするのですけど、GPD MicroPCは8GBでストレージもSSDなのがありがたい。
標準搭載として先に上げてたLANケーブルを組み合わせて購入直後のWindows Updateの繰り返しもあまり苦労なく完了できました。
各種ツールのインストールも何も悩まなかったのはありがたい。
ストレージのサイズは128GBなので小さいのですが、このPCには小型の開発系ツールとかしか入れないからまあいいか。
あとストラップがついているのはいいのだけれど、いつもこの手のストラップを通すのは苦戦します。
クリップを曲げ針金化してなんとか取り出そうとしたら、なぜかストラップ紐中身の白い部分だけ出てきたり。
結局同僚の手先の器用な人になんとかしてもらったのが悔しい。
ということでセッティングが完了しひととおり触ったので、これから開発用モバイルPCとしてGPD MicroPCが活躍するか期待!
ただ開発用途でなく単なるどこでも持ち運べる小型ノートPCを求めているなら、GPD社製品でもGPD MicroPCよりもGPD Pocket 2Sの方が薄いしキーボードはまだ標準的だしストレージも256GBで大きいということで、使いやすいのかもしれません。
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投稿者 kuze : 2019年12月30日 14:48
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