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ウルトラマンは、シリーズによって、怪獣のバックグラウンドや主人公達の組織が軽薄だったり、中途半端な明るさがちょっと駄目で、なんとなく僕は受け付けないものもありました。
ですが、そんなモヤモヤを、今回放送中の『ウルトラマンネクサス』吹き飛ばしてくれて、大好きでした。
(大体前半の方だけだったとはいえ)引火性のガスを放ったり・一つの怪獣をとっても多彩な形態を持っているヤツもいました。
主人公の組織は、
「怪獣に関わった人間へ、記憶操作を行う」
「その存在は、外部も内部も秘密だらけ」
「傷ついたウルトラマン人間体に対しても、平気で実験材料にする」
など。
最近、やっとその理由を語り始めましたとはいえ、かなりのひねくれっぷり。
そうそう、主人公がウルトラマンにはならず、悩みながら傍観者・協力者であるポジションを貫き続けるというのも、新鮮で好きでしたね。
ですので、よくある『番組最後のプレゼント募集』で、「プレゼントは良い子にまわしてあげてください。スタッフさん頑張ってください。」という手紙を、思わず番組宛に一回送ったりしました。
が、一方で
「そんな、一般人に対しての扱いに問題がある組織のおもちゃを、お子様は買ってくださるんだろうか?」
「朝の7:30から見る内容としては、かなりヘビーだよなぁ。一般人平気で捕食されまくっているし。殺された両親が悪のウルトラマンに操られる回とかなんて、ホラーじゃん。」
等と、心ひそかに思っていた問題は、現実問題にもやっぱり現われていたようで。
ネクサスは6月中で打ち切りが決定され、ウルトラマンコスモスの最終回あたりを思い出させる・租借すらさせてくれない強引な展開が続き始めました。
そして、今月の頭から、スタートまで一ヶ月もあるのに、早くもウルトラマンマックスの次回予告がかかるようになりました。
これはネクサス完全否定かよ。
残念。
で、そのウルトラマンマックスですが、予告を見る限りでは、最初に書いた『嫌いな(ベタな)ウルトラマン』に戻っていそうです。
まぁ、特撮は「実際に見るまではワカラン。」ものですから、とりあえずは見ます。
でも、ネクサスのような冒険・野心的ウルトラマンは、当分見られないのかな・・・。
関連:
ウルトラマンネクサス 公式サイト
ウルトラマンマックス 公式サイト
投稿者 kuze : 2005年6月11日 00:09
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