JavaSEにおける各バージョン機能比較表 : つねづね思ふこと

«« あのキャラクターコードがすぐにわかる！キャラクターコード一覧ビューアー on Java | WCANのDreamweaverCS4セミナーを受講してきました »»

JavaSEにおける各バージョン機能比較表

2009年2月18日

一般PC向けのJava環境ことJava Standard Editionに関する各バージョンの違いをまとめてみました。

WikipediaのJavaに関する記述などを参考に、考えを整理するためJavaの各バージョンの機能比較表をつくってみました。
間違っていたらすみません、教えていただければ幸いです。

	JDK 1.0 96/01/23	JDK1.1 97/02/19	J2SE 1.2 98/12/08	J2SE 1.3 00/05 /08
JDK 1.0の内容代入・算術・関係演算子等予約語・識別子データ型 main()についてクラスラッパークラス Object関連例外文字列処理APIあれこれ String~ Thread ファイル入出力ソケットを使用したネットワーク機能ガーベジコレクションコマンドラインからの動作(javac) JARファイルについて	○	「インナー(=内部)クラス」追加 File~追加シリアライズ対応 ※Buffer~・File・ PrintWriter・ ~Stream・Serializable・ ~Object	→	→
国際化対応・テキストの扱い		○(日本語を含む) ※java.util. locale関連	○	○
AWTの構成	重量GUIコンポーネント	イベントモデル大幅な再構成	→	→
Swing	(オプション)軽量GUIコンポーネント	→	標準化	→
JavaBeans		○	→	→
JDBC データベース接続		○	→	→
Java RMI 分散オブジェクト		○	→	CORBAベースに変更
strictfp浮動小数点数の演算			○ Mathクラスも導入	→
リフレクション			メソッド名を動的に指定して呼び出す	→
JITコンパイラ			○	HotSpot Java仮想マシンへ
Javaプラグイン			○	→
Java IDL			CORBA 分散オブジェクトと相互運用	→
コレクション・フレームワーク			○	→
Java Sound				○
JNDI	オプション	→	→	標準化ネーミングやディレクトリサービスへアクセス
デバッグ支援機能(JPDA)				○
連鎖例外
NIO
ロギングAPI
イメージI/O
JAXP
セキュリティと暗号化
Java Web Start
メタデータ
静的インポート
Scripting for the Java Platform
Windows専用機能
Webサービス
クロージャ
Block constructs
BigDecimal
ライトウェイトなメソッド参照
アノテーションの仕組み

	J2SE 1.4 02/02/06	J2SE 5.0 04/09/30	Java SE 6 06/12/11	Java SE 7 10/??/?? (未発表)
JDK 1.0の内容代入・算術・関係演算子等予約語・識別子データ型 main()についてクラスラッパークラス Object関連例外文字列処理APIあれこれ String~ Thread ファイル入出力ソケットを使用したネットワーク機能ガーベジコレクションコマンドラインからの動作(javac) JARファイルについて	→	Autoboxing ・ Unboxing ・ String builder搭載 / ラッパクラスの自動変換 / 総称型・型(キャスト)の自動変換 / 可変個数の引数渡し(可変数引数)が可能に / 拡張forループ	Java Quick Starter・Java Kernel搭載	switch文で文字列を使えるように
国際化対応・テキストの扱い	正規表現にも対応	ストリームの初期化および解析	＋Unicode正規化	→
AWTの構成	→	→	高速化	→
Swing	→	→	高速化	→
JavaBeans	→	→	→	Java Beanプロパティサポート
JDBC データベース接続	→	→	JDBC4.0へ	→
Java RMI 分散オブジェクト	→	→	→	→
strictfp浮動小数点数の演算	→	→	→	→
リフレクション	→	→	→	→
JITコンパイラ	→	→	→	→
Javaプラグイン	→	→	Java Quick Starter・Java Kernel搭載	→
Java IDL	→	→	→	→
コレクション・フレームワーク	→	ジェネリックス対応 Queueインターフェイス	→	→
Java Sound	→	→	→	→
JNDI	→	→	→	→
デバッグ支援機能(JPDA)	assertキーワードにも対応	→	→	→
連鎖例外	例外を連鎖的に記録	→	→	→
NIO	新しい入出力機能	→	→	→
ロギングAPI	○	→	→	→
イメージI/O	JPEGやPNG等が標準でロード可能に	→	→	→
JAXP	XML文章処理ライブラリ	→	JAXP 1.4へ	言語レベルのサポート
セキュリティと暗号化	JCE JSSE JAAS	→	→	→
Java Web Start	Javaアプリケーションの配備と実行	→	Java Quick Starter・Java Kernel搭載	→
メタデータ:注釈(アノテーション)		"@" でタグ付けされた付加的な情報を記述することができるようになる	→	アノテーションの仕組みへの拡張
静的インポート		○	→	→
アノテーションの仕組み		○	→	アノテーションの仕組みへの拡張
Scripting for the Java Platform			○	→
Windows専用機能			システムトレイ・AeroUIのサポート	→
Webサービス			○	→
クロージャ				○
Block constructs				○
BigDecimal				言語的にサポート
ライトウェイトなメソッド参照				○

JBuilder 2007 アカデミックパック1 (マルチプラットフォーム版)

posted with amazlet at 09.02.23

ボーランド (2007-08-10)
売り上げランキング: 14557

Amazon.co.jp で詳細を見る

追記:
09/03/10 Queueインターフェイス追加[J2SE 5.0]
09/03/09 ストリームの初期化および解析を修正[J2SE 5.0]
09/03/02 メタデータとアノテーションの箇所を統合・修正しました、ストリームの初期化および解析を追加しました[J2SE 5.0]
09/02/26 ジェネリックス追加しました[J2SE 5.0]

投稿者 kuze : 2009年2月18日 03:01

■このエントリーに関連した記事

■「実用ソフト＆サイト」カテゴリの最新記事

«« あのキャラクターコードがすぐにわかる！キャラクターコード一覧ビューアー on Java | WCANのDreamweaverCS4セミナーを受講してきました »»