«« 処女はお姉さまに恋している〜2人のエルダーはコメディとして、なかなかイイね | バッグインボードを使えばケーブルなどをまとめて取り出せる! »»
前回ブログに記事を上げてからこのところずっとコツコツやっていた Android版 『処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー』
やっと、ノーヒントでプレイしてたやっと史ルート(メイドさん)をクリアしました。
そこっ「救済キャラ(攻略キャラクター陣のうち誰も好感度を一定値以上上げることなくエンディング分岐を迎えた場合のルート)ですか。」とか言わない!
気になる点も有りますけど、結構面白かったです。知的に。
基本的にはほんわかした話が多いのも魅力でしたが、主人公のパターンと化す男性として見られない落ち込みと、主人公を含めたキャラクター達の人間関係の悩み・そして乗り越える話も良かったですね。
また主人公が何度も通うことになる華道部にて、生花の細かい解説が興味深かった。
エロゲー出身ながら家庭用ゲーム機やOVAになり、リリースの2010年から数年経った今でも本屋によってはラノベコーナーに堂々と関連小説が置いて有るのもわかります。
まぁでも私はひねくれているので、あえて気になった点をあげてみます。
(以下のネタバレあり)
1.あんまりエロくない
このアプリ、TechGIAN MARKETで入手しました。
他のアプリがタイトルからイメージショットまで、如何にもコテコテなのに、このアプリはタイトルからして「恋してる」止まり。
そう、可愛らしいなぁとか活きがいいなぁ的止め絵は有るものの、ムラムラっとくるシーンは少ないです。
(ただあることはありましたけど)
6月の回における、いい子ではあるが病弱で且つコミュニケーション能力が低くてなに考えているのか分からない後輩(優雨)についてどの様に接すればいいのか先輩(初音)が悩む回などは、地下鉄公衆面前プレイ余裕です※。
※下着で寮内をうろつくお色気担当の同級生(香織理)は除く
まぁ、だからこそこうして人に勧めやすいというのはあるんですけどね
2.第三者視点がイラっとする
このゲームは基本的に主人公と、ヒロイン薫子の視点が切り替えで進みます。
ですが、それに加えて一部シーンでは第三者視点が出てくるのが個人的に嫌でした。
最初から、第三者視点が出てくるならこんなものだと思えるのでしょうが、後から出てくる為に、なんか神様=ライターの存在を意識してしまって、ちょっと興醒めでした。
3.展開が突飛
主人公(男性)の双子の姉が亡くなって以来、母親の神経が病んでしまい、遂には主人公を矯正すると称して、男の娘として女子高に送り込む冒頭もアレですが。
その亡くなった姉がですよ、主人公のピンチに取り憑いたら性別が変わったって、出てるもの何処に引っ込めてるんだよ!
最近の『ささみさん@がんばらない』(の第10話蝦怒川さんエピソード)か!
そりゃ主人公、元に戻った時には体調不良になるわ!!
4.結局父親の問題が解決していない
この話に出てくるキャラクターは両親との関係に問題がある娘が多い。
そのネジ曲がっている人間関係が衝突されつつも解決していくのが本作の見所。
さて主人公も母親・父親双方との間で問題を抱えているのだがー母親に関しては多分クリアーしてるものの(語られていない部分でこの後もずっと色々有りそうだが)、少なくとも史ルートに関しては父親について憎むべき相手なのに何も説明なしで結局同じ職務についたとか。
ちょっといきなり過ぎじゃないか?どういう心境の変化やねん!
ーってそこら辺はもしかすると別キャラを攻略するか、別売の追加エピソード(が、Wikipedia情報によるとPC版ではあったらしい)、もしくは本屋で先の関連小説を買うと書いてあるのかもしれない。
でも、ー重要な話は本編でやれ!
ということで、なんだかんだ言いつつもやっぱり4番が気になるので、また暇を見つけては今度は攻略サイトを見つつ別キャラクターの攻略をしてそうです。
投稿者 kuze : 2013年3月25日 01:43
«« 処女はお姉さまに恋している〜2人のエルダーはコメディとして、なかなかイイね | バッグインボードを使えばケーブルなどをまとめて取り出せる! »»
コメント