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INTERNET Watch の やじうまWatch (2005/11/07) で、まず知ったのですが、File & Directry tool こと FD の作者、出射厚さんが昨年の11月7日にお亡くなりになられたそうです。
http://internet.watch.impress.co.jp
/static/yajiuma/index.htm
FDとは、正式名の通り、ファイル管理ソフトです (Wikipediaによるご紹介) (Slashdotのご投稿)。
パソコンといえば NECのPC-9801シリーズだと言われていた時代に、一時代を築きました。
今のパソコン(Windows/MacOS)では、エクスプローラから簡単にファイル操作なんか簡単にできますが、その当時は、 基本的にはファイル操作は「コマンド」という英単語もどきをひたすら打たないと何も出来ませんでした。
Windows DOS/コマンドプロンプト辞典
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飯島 弘文
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DOSを使う方、興味のある方には最良の書だと思いますWindowsでコマンドプロンプトを使う時に役に立ちました。 |
ファイルを移動するときは
「move test.txt b:\」
ファイルを削除する場合は
「del hogehoge.doc」
フォルダ(ディレクトリ)を作るときは
「md samle」
フォルダを移動して中身を見たいときは
「cd mou」「dir iidaro」
特にフォルダの移動の際は、「cd」「dir」を書くのが面倒くさくて。
しかもスペルミスとかしてエラーメッセージが出ると、結構凹むんですよ。
そんな時代に、FDを使うと、上記の操作がこんな風に一変するんです!。
ファイルを移動するときは
移動したいファイルをカーソルキーで指定
→ 「M」キーを押す
→ 移動先を指定
ファイルを削除する場合は
削除したいファイルをカーソルキーで指定
→ 削除したいファイルが複数ある場合はチェックをつける
→ 「D」キーを押す
フォルダ(ディレクトリ)を作るときは
「D」キーを押す
→ 名前を指定
フォルダを移動して中身を見たいときは
カーソルキーで奥の階層に入りたいフォルダを指定
→ 「Enter」キーを押す
→ ドライブを変更する時は、1-9 のキーをそれぞれ押す。
こんな感じで、サクサクファイルを扱えるようにしてくださったこの無料ソフトは、
当時のパソコンユーザーのパソコンライフを大幅に向上させ、当時の理系パソコンユーザーが持つマイパーフェクト環境ディスクの中にはFD、
もしくはその派生ソフトを LHA(圧縮展開ソフト) 等と一緒に必ず入れていたもんでした。
そうそう、Windows 3.1 が現れたときも「あんな重くて使いづらいものよりも、FDとDOSエディタの方がずっといいじゃん!」
と、当時のマイクロソフトを馬鹿にしていたんでしたっけ。
今でも、ファイル操作はキーで入力した方がずっと早い!ということで、FDの派生ソフト Pyxis
(シェアウエア) を使っていたりします。
あなたがまず最初に作ってくださったおかげで、ホント助かりました。
ありがとう!
(と、ここまで振っておきながら、実は当時派生ソフトのFILMTN派でしたり。
たしか、ツリー表示機能とかが便利だったんです。)
投稿者 kuze : 2005年11月13日 01:17
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kuze
谷 さん、レスありがとうございます(返事遅れましてすみません)。
僕も、最初 FD → FILMTN という流れでした。
こういったファイル管理ソフトがいろいろ出たというのは、やはり 出射厚 さんが最初に FD というソフトを開発してくださったからというのも大きいと思います(-人-)
谷
トラックバックありがとうございます。
自分もDOSの後半はFILMTNでした。