「貧乏はお金持ち(橘玲著)」を読んで一瞬クラウド社会の未来を思い浮かべたけど、そんな事はまだ当分先かと思い下げた件 : つねづね思ふこと

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「貧乏はお金持ち(橘玲著)」を読んで一瞬クラウド社会の未来を思い浮かべたけど、そんな事はまだ当分先かと思い下げた件

2011年3月 6日

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貧乏はお金持ち(橘玲著)」を読んでみた読感と妄想です。会計って分かったような分からんような。クラウドによってフリーランスや派遣は増えるでしょうけど、日本についてはもう少し緩やかに増加していくと思う。まぁそういった時代に備えてファイナンス力を高めていきたい。


今回、たまには買ってみたビジネス書「貧乏はお金持ち(橘玲著)」を読んでみたのですが、巻末にテスト問題があったら私は赤点かもしれない。

「貧乏はお金持ち」も一応全部読み終えたのですが、会計についても含めて色々書いてありましたが、結局今の私は何をすればいいのかよく分からなかった。

下っ端開発やっていると、全体のお金の流れが知る必要もないのかもしれないが、いつもぼんやりとしかわかりません。

経営工学科大卒という肩書きを頂いたはずなのですが、実践してない為たまに会計用語が書いてある本を開いて見ても分かったような分からんような・・・。
損益計算書とか賃借対照表とかキャッシュフロー計算書とかね。

実際に家計簿を法人組織として捉え直して実際に毎回書いてみるぐらいしないと、こういうのってイメージ分からないんでしょうな。

 


 

今は運良く仕事に着いていて、幸運なことにお陰さまで商品は売れ始め、日中はサポートに追われているというのは、不景気な昨今ありがたい事です。

とはいえ、最近の暮らしは大阪で朝9時出発&夜23時台に帰りという生活。
だから「やっぱり故郷に帰って仕事したいな」「(今は元気だけど)両親の面倒を見ないといけないな」「っていうか、いい加減家族とか持ちたいな」などと頭によぎったら成立しない環境なわけで。

従来型の一箇所に事務所に正社員を押し留めて進むやり方は、コミュニケーションを高めや意思伝達を高速化させるには最適です。
しかし、業種によってはライフバランスが崩れがちで、多くの犠牲を払って何の為に働くのか?と言うのを見失ってしまう事も。
また、規模の大型(縮小)化への変化にも機敏に対応出来ないのも問題です。
一応雇うからには、責任が生まれますから、ある程度会社に余裕が無いと雇えない。

そんな中、ライバル企業・・・特にインターネットとクラウド技術の発展のおかげで、海外企業・サービスアプリケーションとの比較による戦いがこの先勃発するのは見えています。

日本は文化的障壁がありますから、高レベル(お客さんに一番接する部分)ソフトウェア開発はまだまだ大丈夫でしょう。

しかし、全体としてはビジネスの国境が無くなる昨今、雇用主が社員として雇用する形式というのは、規模の激変による機動性が大変悪いです。
だから大半のデスクワーク・・・特に大規模プロジェクトは、プロジェクト毎に集合・離散が行われるフリーランスや派遣化すると言うのが一般的な流れになって行くんでしょうな。と推測します。

特にクラウドとネットワークの進化によって、デスクワークの大半は正社員である必要性は無いよな。

人は、案外自由は求めていない。何故なら責任がつきまとうからだ。
しかし、一方社会(ビジネス)は自由を求め、これからも押し付けてくる。
かくして、自由の波に飲み込まれず、波に乗って行く為にはファイナンスの知識は大事なのだな。と、読めた。



でも、ちょっと待てよ。

私が小学校の時見たテレビ番組でも、記憶が曖昧だが自分達が大人になる頃台頭するであろうネットワークコンピューティングの予想はすでにされていた。
曰く、未来の小学校では、文理系科目はネットワークを利用した習熟度別授業が行われ、学校へ行く時は体育の授業ぐらいになると言っていた。

が、実際はどうだ?

技術的には、インターネットはほぼ全家庭に導入が可能となり、都市部では中古PCでよければインターネット導入時に無料で手に入れる事が可能だ。
つまりインフラ面は余程の地域を除き、整った訳だ。

しかし、PCを利用した教育は今だに行ったらニュースになるぐらいだ。
予算も不足だから先生も深刻に不足な状態です。
習熟度授業はおろか、大学にもよるとはいえ小中学校の勉強を教えている有様(これは極端な例ですよね?)。

まだそれでも教え直して貰えるお金と時間がある人はいいけれど、そうですら無い人に、やれクラウドだと説明しても、手前の携帯パケット代がかかるから・・・で片付けられて終わりでしょ。

って言うか、このデジタル時勢にも関わらず今だに履歴書は手書きでとかほざいてる奴にはMr.BackSpaceとして、お前の会社謄本や確定申告は手書きなのか?と問い詰めたい(手書きだったらスマソ)。
いや、私も一応手書きで書いたけどさ。

と言う訳で案外技術の進歩に比べて、個人レベルまで落とし込んだ進歩で見ると、まだまだそんな未来が来るのは当分先かな?と思います。
しかし、この手のスキルはある程度は身につけたいから、また勉強しないとな。

と言う事で、将来的にはまた読み返すこともあるのかも。


投稿者 kuze : 2011年3月 6日 14:04


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PHPやVBによるコーディングやシステムエンジニアを仕事にしています。
主にiPhoneアプリの紹介やWeb開発などのPC系の話題と、アニメやゲームなどのサブカルな話題を取り扱っています。

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