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新海誠監督の最新作「星を追う子ども」を見てきました。
新海誠と言えば、遠距離恋愛の切なさが印象的ですが、今回ある意味で究極の遠距離恋愛と言えるのではないでしょうか。
以下ネタバレの為、改行を入れます。
スタッフロール時の挿絵で、えー!っと叫びそうになってしまった。
「まりあ†ほりっく あらいぶ」の第1話オチを思い出して仕方が無い。
非常通路を最初に調べておくって本当に大事だね!
それはともかく、ある意味ジブリの後継と言われる、背景は相変わらず綺麗。
太陽光と混ざった後の背景の美しさは相変わらずです。
また2度と会う事が出来ない人への痛みに、ウルっときそうな良い話ではある。
アクションシーンを何度も入れてて、飽きさせない話作りだった。
…しかし、ご都合主義が多いかな。
まぁメインの面子は誰も消えないだろうな。と言うのが読めていたので、首を閉められても絶望感が薄かったのが、物足りないと言うか。
しかも、しつこくまた書きますが、最後のスタッフロールであっさり現実世界へ帰還出来たので、オイオイと突っ込んでしまいそうでしたよ。
っていうか、語られなかったシンの今後が一番気になる。
まぁ主人公はスタッフロール後、何事も無く普通に中学卒業出来た様子が紹介されてましたし、先生も組織の裏切り者として形見は狭いでしょうが、最初から基本レベルが高いので、自暴自棄にならなければ何とでも生活できるでしょう。
しかし、シンは地上で人生やり直そうにも体が対応できないし。
また、地下世界での裏切りの評価がどれだけ広がるかは知りませんが、もしインターネットレベルならば、ただでさえ閉鎖的な文化と相まって、本当に村八分になってしまうんじゃないの?
その時に彼がどのように生きて行くのか?全く触れられていないだけに、一番の絶望かも・・・。
投稿者 kuze : 2011年5月 7日 01:34
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