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複数の人間が一つの事に取りかかる場合、問題となってくるのが、言った言わないに代表される情報共有です。
件数が少なくゆとりのある時は、常にメモを持ち歩き、気が付いたことは直ぐに紙へ書くーというのは十分有効でした。
しかし。
一人が複数のプロジェクトにまたがって対応する事が求められると、手書きのメモは後で見返すと意味不明のものになってきます。
そもそもメモをし忘れていることも。
また人数が多くなるとすれ違いが多くなり一カ所に集まって情報共有なんてことも出来なくなります。
そこで取りだしたるは、「Excelしかも共有機能!」
ーと言いたいのですが、これもデータが集まってくると、かえって使えなくなってきます。
おいMicrosoft、Excelが最初にMacへ登場してから何年経ったと思っとるねん!
未だに表示結果と印刷結果が違うと言うのも困ったもんなのに、行(横列)の幅を高くすると、ホイールスクロールでも一行単位で行われるため、途中の文章がとても読みづらいのはいつになったら何とかなるんでしょうか?
セルを全て正方形にして方眼紙として色んなものを配置する使い方も、仕様書ならともかく、やっぱりいまいち扱いづらいし。
ということでプロジェクト管理にExcelに代表される表計算ソフトは無いわーと思っています。
そこで候補に上がってくるのがチケット駆動開発であるRedmineですよ。
チケット駆動開発というのは、乱暴に言いますと、プロジェクトの行程やバグ報告等の事案を細切れにして、それぞれを2ちゃんねるのようなスレッド型掲示板に書いたものをチケットと呼び、工程管理していくやり方です。
なお、Redmineがただの掲示板ソフトと違うのは、各チケットに対して各スレッドに書き込みが出来(与えられた権限に応じた)共有ができるだけでなく、画像などのデーターをアップロード、プロジェクト管理向けのプロパティ(例えば優先度とか、対応中か、担当者は?等)なども追加されているのもポイント。
そうそう、そういうチケット管理以外にもニュースとかWikiなど他にも情報共有ツールがついていて、皆が報告を面倒ぐさがらなければ中々に便利です。
ただ、そのRedmineはRuby製ソフト。
Rubyは慣れれば高速でWebアプリが作れると聞いているのですが、私は触った事がない。
取りあえずテストなXAMPP環境にまずRubyを入れた後Ruby on Railsとその関連モジュールを入れてみたのですが...エラーばっか出て動かねー。
そんなときに知ったのがCandyCaneです。
PHPとMySQLが利用できる環境ならば、インストールは関連ファイルをサーバー内に設置したら、MySQLアクセス権限を指示にしたがって与えるだけで利用可能になるという手軽さ!
また操作感覚もほぼRedmineで気に入りました!
自分のようによそでRedmineの操作性に慣れていたので、自分でも導入を試みたけど、どうもうまくインストール出来なかった人にオススメです!
ただ自分でサクサクRedmineを入れられる人にはオススメ出来ません。
バグトラッキング・プロジェクトの情報共有としてある程度必要な機能は満たしていますが、安定性が低く、リンク切れで使えない機能(例えばヘルプが無効)があり、プラグインが面白そうかなという以外これからというソフトです。
ですが、まだバージョン0.9台のソフトですから今後に期待でしょうか?
投稿者 kuze : 2014年2月 9日 00:01
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