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人から話を聞いたり、ネットの評判から興味を持った本があるとしましょう。
でも、旬を逃していてもう近所の本屋には置いてないし(というか田舎なのでマイナージャンルは扱ってくれない)、欲しい本は文庫だからわざわざamazonなどで送料や待ち時間を加えて買うのもちょっと。
Kindleが上陸するか日本からGoogleブック検索が自由に使える(現在は権利関係の問題で米版に比べて検索範囲が大きく低いようです)ようになって、場所や時間帯に関係なくネットから本をダウンロードできる日もまだまだ遠そうだ・・・そんな時どうしますか?
手に入らないものは縁がないものとあきらめる前に、日中になんとか時間をつくれるなら図書館を利用するというのもありかもしれません。
今回、Javaに関してネットで疑問が出次第一つづつ調べるのもいいけど、まとめて本でも読んでみたいなと思い、地元三重県内の某図書館へやってきました。
時間がとれない事もありここ何年も図書館には全く行ったことがなかったのですが、図書館に来るのは久々です。
入り口のパソコン端末で探してみたら「楽しく学ぶJavaではじめる画像処理プログラミング」とかちょっと古い(2002年発行)けど興味深そうな本が見つかって、早速貸り出し!
Cなど他にも歴史のある技術の参考になりそうな本もあったので、最新の動向じゃない駄目だ!とか情報にこだわらなければ使えるかも 。
また買い損ねた時期外れの元ベストセラーや一般書籍も置いてありますので、財布の事情が厳しい昨今、そのような点でももっと利用できるかもしれません。
とはいえ、なんとなく三重県県立図書館入館者数を公式サイトの利用統計情報からグラフにして見たのですが、ここ5年間下降傾向が止まらないみたい。
※Google Documentsの都合でグラフタイトルがD書館になってますが、正しくは図書館です。
減少傾向の理由についてはわからないのですが、このところ利用してみて気になる点・改善してほしい点を以下並べてみました。
1)まだ比較的新書も並んでいたのですが、本屋などと売り上げが衝突しないものなのでしょうか?
例えば、他にも何か面白そうな本がないか探していたら
「3Dキャラクターが現実世界に誕生! ARToolKit拡張現実感プログラミング入門」
なんかがありました。
この本結構まだいろんな本屋で見かけるのですが・・・いちおう発売されたのは去年の9月中旬ですし、5ヶ月ぐらいたったからもういいのかな?
著者・出版業者・本屋的にはどうなのかちょっと気になったり。
ちなみに先に書きましたGoogleブック検索や最近TSUTAYAやGEOで始まっている漫画本のレンタルについてはその辺のルール作りがされているようですね(Googleの場合・スラッシュドットいわく / 漫画本レンタルの場合・有限責任中間法人 出版物貸与権管理センター)。
また、本を借りますと「○月△日に返してください」というしおりがついてきますが、ここにamazonなどでやっているその著者や出版者の最新情報・同じ本を借りた人が他に最近発売されたどんな本を読んでいるのか紹介したりするのはどうでしょう?
気に入ったら(絶版でなければ)本をその後購入できるなりしたら、著者と出版社にも利益が出て日本の本業界は豊かになるんじゃないのかな?と考えたり。
まぁ、本屋さんが「税金で販売事業もやって民業圧迫だ!」とどこかの郵政みたいな反発しそうでどうするかという問題もあるでしょうが、貸し出すだけというのはちょっともったいないのでは?と思います。
2)日中にしか図書館はオープンしていないので借りにくい
図書館によっては返却ボックスを設けているところもある。
が、借りれるのは日中だけしか受け付けてくれないところばっかり。
これでは最近まで仕事で日中に行動する事が不可能だった身の一人としては、悔しいなと思ったりします。
ちょっと他の図書館について検索してみましたところ、
といったサービスを実施してくださるところ等もあり、地元の図書館もこういったサービスをやってくれたらもっと利用するのかも・・・と感じたのですがどうでしょう?
投稿者 kuze : 2009年2月28日 19:21
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