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今更ながら最近Wii用自動地形作成型RPG『不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~』を購入したので、少しだけやってみました。
不思議のダンジョン(自動地形作成型RPG)系の超元祖は、PC向けのテキストグラフィックRPG、RogueやNetHackに辿り着きます。
学生時代、某フリーソフト雑誌の付録としてPC-9801版のRogueやNethackに始めて触れたのですが、グラフィックは(テキストですから)劇貧ながら当時の日本RPGにはない「毎回マップ自動作成」「多彩な道具の使い方(投げる、飲む、調べる、メモする等)」「それに伴うパズル性」に大衝撃を受けました。
結局ゲームの目的であるイェンダーの魔除けを手にする事ができませんでしたが※散々やりまくり、Linux zaurus買った時もiPhone買った時もRogue は見つけ次第インストールしてました。
※最高は地下20階代で全滅。最近はとんとプレイしていないなぁ。
ところで主人公は初めての冒険という設定なのに「ギルドの仲間に入るにはここをクリアーしないとダメ」と吸血鬼やドラゴンがウヨウヨいるこんなとんでもない所を紹介されるなんて、訓練時代何をやってたんだ?
そんなことからその派生商品である「不思議のダンジョン」系作品が前々から気になっていたところに、某ゲームショップで超激安ワゴン販売されていたので購入した次第です。
まず主人公達一行が(風来人ですから)とある村にたどり着くところから、舞台が始まります。
で、最初のイベントを発生させる為の村人は、多分奥にいるんだろうなと推測しつつも、まぁいつものRPGのように最初の20分ぐらいは片っ端から村人を見つけては会話していきました・・・。
なかなか苦痛
当然と言えば当然なのですが、イベント以外の村人の会話は、たわいないもの(もしくは世界観を彩る会話)が大半です。
別にUIも普通ですし、昔ドラクエをやっていた頃は当然人の話は全部聞いて、それどころか見知らぬ人のツボやタンスであろうが片っ端から中身を調べたりもしてみた(リアルなら犯罪)もんです。
でも、今は「不思議のダンジョン早くやらせろ!とっととダンジョン出せ!」みたいな気持ちがあるので、そういった要素は気に触るんだな。
あぁ、これが余裕がなくなるという事か。
やっと最初のイベントが終わり、村人からの依頼で最初のダンジョンへ進む為のフラグが成立しました。
勿論ろくに操作方法も覚えないまま、早速ダンジョンへ突入します!
石などその場にある物を上手く使って(状況によっては薬や巻物・装備する剣や盾なども投げつけられます!)敵を倒し、マップを巡回していく醍醐味はやっぱり当然きちんと再現されていました。
またストーリー仕立てで、誰でもある程度に所までは(最後まではどうかはまだ未検証)確実に進めるようになっています。
ただ、難易度は大変マイルド。
アメリカ育ちのRogue系の場合。
ダンジョンに入って始めて取得したアイテム(薬・巻物・指輪等など)は全て効果が分からないので、しょうがないから敵のいないエリアで試飲するのですが、実はそれが一定時間失明する薬。
いつまでもじっとしているわけにもいかないので、ちょっと動いてみたら連れて来たペットの犬を誤って倒してしまったり、足を踏み抜いて下の階へ落下。
落下先はモンスターハウスで、失明したままフルボッコ。
折角さっき凄いアイテムを手に入れたのに使わずじまいでゲームオーバーorz・・・という事が、たまにあります。
でもシレン3は序盤では今の所そういう事はありません。
後半戦やクリアー後のお楽しみモードではどうか知りませんが。
ただ、直ぐにダンジョンが試せる「どこでもダンジョン」モードでは、当初は地下5階までですが、アイテム名が隠されていたりと初心者でも直ぐにRogue臭さの上澄みが楽しめて、ニヤニヤと来ます!
とはいえどちらのモードも、まだ始めだしたばっかなので、先は通そうです。
セーブポイント(キリの良い所)まで、普通にやったら1時間ぐらいかかるのも残業がちな社会人にはキツイ。
一度忙しいからなどの理由で触らなくなったら、積みゲーへの道真っしぐらな昨今、きちんとそれなりにはクリアーできるのか?
ちなみに、この風来のシレン3。
激安ワゴン販売で購入したのですが、その価格は680円です。
在庫のダブつきなのか?ありえない価格で少し前に発売された、クソゲーでないはずのソフト(やった事は無いけど世間の評価)が売られている事があります。そんなソフトの一つのようです。
発売後1年ぐらい経ち、購入日は今やAmazonなどで絶賛大モメ中のドラクエ9が発売された日とはいえ、このソフト確かファミ通で、ゴールド取ってなかったっけ?
作った人も大変だ・・・いかに価格を維持するか、問屋が絡まないiPhoneのApp Storeでも値下げラッシュなのに、非ダウンロード(=店頭販売商品)商品の価格をどう守るか、担当者は難しそうです。
投稿者 kuze : 2009年7月21日 00:06
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