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■今の日本の携帯電話業界はdocomoが牛耳っている
今、日本を代表する携帯電話会社を一つ上げるとしたら、やっぱりNTTdocomoですよね。
Yahoo!ファイナンスによると2009年9月18日現在売上高が2.26兆円も稼いでいるらしいです(8月の日記なのになぜ9月時点の売上が書けているのかは聞かないで下さい)
携帯電話は、大半の現代人に取ってまさに生活に必要なライフライン。
毎日欠かさず使う物です。
逆にdocomo側の視点で見れば、各ユーザの口座をおさえてますし、携帯には金融機能も備え決済システムは完備していますから、理由さえあれば元締めは取れるだけ取れます。
で、SoftbankがSMAPとか使って派手にCMをぶちかましている携帯市場ですが、それでもドコモはそんな中でも相変わらずトップシェアを維持しており、2009年7月30日時点ドコモ調べで51%のシェアを維持し続けているらしいです。
つまり早い話がdocomoの成長が落ち着くことはシェアが急降下する事は当分ないでしょう。ましてや携帯電話の業界全体として利用者が急降下することは想像する事ができないですね。
■高額な携帯電話料金をなんとかする事はできんのか?
ただ、あえて携帯電話の問題を上げるならコストが高いことでしょうか?特に基地局の設置と維持には、ちょっとググった時には信頼性のある資料が見つけられなかったのですが、小耳に聞いた話では数千万から億単位の大変なコストが掛かるらしいです。
ここがなんとかなれば携帯の値段って大きく下げられるんじゃないでしょうか?
普通の携帯電話は、携帯→基地局→電話線?→交換機→電話線?→基地局→携帯というプロセスで、途中基地局や交換機を経由しています。
つまり、スタートから最後まで会社の設備に頼る為高額になると。
■高額な携帯電話料金をなんとかする事はできんのか?
全ての携帯が、電話線用の公開無線LAN機能と交換機機能を持っていて、携帯電話相互のLANネットワークを中心とした電話通信がもしできたら、大きく値段が下げられない物なのでしょうか?
携帯→暗号化された携帯間無線送信→誰かの携帯→暗号化された携帯間無線送信→誰かの携帯→暗号化された携帯間無線送信→携帯
みたいな。
途中で公衆LANスポットがあれば、そこも経由する仕組みにしたら高速化等も期待できそう。
・・書いていてどうやって携帯間同士の経路を計算するんだ?と自己ツッコミ。
ただこの方式ならば間に中継基地が入らないので、解説する必要がなく通信費用が劇的に抑えられます。
その為ユーザーが負担すべき価格下げられますから、貧富の差が広がる昨今、少しでも固定費を削りたい人々を中心に喜ばれるに違いない。
冒頭のネタに戻ると、今の通信方式ではSoftbank等もネタを出し尽くして、ドコモの安定はやっぱりしばらく続きそうなので、携帯電話料金の下落は落ちついたところだと思います。
ただこういった新しい方式が出てきたらまた携帯利用料に激震が走り面白い展開になる・・・のかどうか?
■OXPC的共有回線術
実はこの考えには元ネタがあります。
発展途上国向けの子供向け元祖ネットブックOLPCです。
あちらの環境では、当然無線LANも携帯電話中継機もなかなか無いと聴いています。
しかし上記の端末同士の通信機能はありますので、現地の子供達は飛行場から漏れているフリーアクセスの無線LANを上手く使ってOXPCをインターネットに繋いでいるという話を聴いたことがあります。
そんなネットワークを携帯にも応用できたら面白いと思うんですが、まぁ難しいから思いついても未だに作られていないんでしょうな。
投稿者 kuze : 2009年8月22日 17:25
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