«« お勧めwebサービス7選! | iPadは神マシンだが、迷ってる奴はちょっと待て »»
ことわざに、「十年一昔」というのがありますが、1年前すら凄く昔に感じますね。
ましてや10年前と言えば。
携帯電話は、その中でも最も進化のスピードが早かったですね。
大体10年前と言えば、私が携帯電話を持ち始めたぐらいで、写メール(カメラ付き携帯電話)がつくかつかないか、性能もゲームボーイカラー程度だったと記憶してます。
でも、今の携帯電話(というかスマートフォン)は下手なパソコン並のスペックを備え、PS2並の画質、各種センサーも備え、タッチパネルで随分キー操作も直感的で分かりやすくなりました。そしてアプリもゲームからビジネス用まで多種多様です。
PC向け分野で、この10年間で最も進化したものと言えば「クラウド」でしょうか?
データやアプリケーションは全てサーバから一元で稼動する様になり、ローカルマシンは動作させるだけの端末になるという話は、私の知る限りではJava登場の頃からありました。
それが利用料金の大幅なコストダウンと、Ajax技術の発展によって、ようやく現実的になった印象です。
それらの話を踏まえて、先週のUSTREAMで放送された『ソフトバンク孫社長VSジャーナリスト佐々木氏の対談』を見ました。
孫正義VS佐々木俊尚 「光の道」対談まとめ | 日刊インフォニュース -InfoNews-
超訳すると(正確な話は、上記のサイトから書き下しを参考にするのがお勧めです)
孫「日本中津々浦々光ファイバーを設置すべき」
佐々木「今時光ファイバー普及に投資するのはお金の無駄では?使うノウハウ等へお金を集中すべき」
孫「いや、光ファイバーは国費を1円も掛けずに日本の津々浦々まで広げていく事が可能!
費用の内訳はコレ!
(オール光ファイバーにするとメタルに比べて維持費が大幅に削減できるので、事業が赤字から黒字になる=銀行からお金が借りれる)」
孫「光ファイバーも、コンテンツも、中間レイヤーも全部必要!
光ファイバーを全国に広げて、教育と医療のクラウドを行いたい!」
という話だったと記憶しています。
光ファイバーを広げなければならない理由は、いまいち今までは分かりませんでした。
私の実家は、田舎なので未だに光ファイバー等来ません。
ですがケーブルテレビの普通のプランでも、充分にYouTubeとか見られますし、光を導入する必要性は感じませんでした。
しかし、それは「下り速度」の話。
たとえば、実家から兄夫妻のところへWindowsMessengerで解像度の低いテレビ電話をするだけでも音声・動画の劣化感がすごく気になります。
特にこれからの時代は、クラウドを利用したチームワークをするのが当たり前になり、教育もそれを踏まえた構成になるのは目に見えています。
が、このままでは上り回線が貧弱な為に田舎と都市とのコミュニケーション能力の地域間格差は、確かに生じそうな気はしますね。
ただ限界集落等には、メタルや光よりも安値で住みそうな無線で充分な気がする・・・とはいえ、そんなところは地形が複雑だったりして、無線には向かない(やっぱり光の方がコストが安い)のかな?
また本当に孫氏の言う事が事実なら、オール光化は、高速道路事業団や新幹線等でおなじみの「大量の国費投入」とかもないから国は痛まない。
NTTにとって損はない。
でも、なぜNTTはしないのか?
この話にNTTも交えて、是非話を深めて聞いてみたいです。
投稿者 kuze : 2010年5月16日 19:34
«« お勧めwebサービス7選! | iPadは神マシンだが、迷ってる奴はちょっと待て »»
コメント