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表紙折り返しの解説文を読んで「ドキッ!乙女だらけのエロいお話しポロリだらけだよ。」を期待してました。
ムフフ。
一方で冒頭部を読んでいると「『マリア様がみてる』を代表作とする、またカトリック系女子高ものか」と飽きがあったのも事実。
若い女の子ばかりが集まる場所は他にもあるだろうが!
共学なのに文化部へ行ってみたら女の子ばっかだったというのは、よくある話です。
具体的にはまんが甲子園とか見てると、女の子率高いみたいだし、たまには別の切り口の話も楽しみたいよなぁ。
でもさすが「大戦」の名は伊達じゃないですね、見事覆してくれました。
なんで途中雪景色のBGMで、ロシア戦線に飛ばされたドイツ兵の悲哀を聞かなあかんのやねん(ほめ言葉)。
この小説には、主に以下の人物が登場してきます。
・SMのS担当
・宝塚の男役風担当
・美女担当
・お姉さまに憧れる妹担当
・不良担当
・ロリ担当
・オタク担当
(あと妖精型中間管理職担当と巨大変身格闘担当)
あぁ、男性は殆ど出ないのでご安心ください(ただ怪獣はオスなので注意)。
そんな面々がとりあえずレズビアンエロ小説の皮を被って、あれコレやっています。
しかし、印象に残ったのは、そんなシーンではなく、多分作者が一番力を入れたと思われる「オタク担当」冬子ですね。
中の人によるヤバいくらいの古今オタク知識に裏打ちされていて、ツッコミを入れる姿が読み応えありました。
内容的に凄く門戸は低いですが、特撮&カトリック女子高でムフフ属性がある人はオススメです。
ところでスーパーガイアは救いがあったけど、その他大勢の怪獣の皆さんは、やっぱり爆発して終わりだったのでしょうか?
投稿者 kuze : 2011年2月13日 15:25
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