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先日の話ですが、TVアニメ版のBLOOD-Cからの続編である『劇場版「BLOOD-C The Last Dark」』。見てきましたよ!
TVアニメ版のBLOOD-Cは脇役まともでない人が多かったですが、あの最終回で「続きは映画館で」という展開にして営業になる!と判断した営業責任者が一番頭おかしいと思う。
↑ニコニコ動画『BLOOD-C最終回を愉快にしてみた』より(グロ注意)
上記動画は見たくないがテキストはOKという方のために、TVアニメ版BLOOD-Cの補足説明。
古きものこと以下怪物について。人知を超えたもの感というか、とりあえず知性ある面も見せようと考えたまではいいだろう。
が、そこで「怪物が如何に人間を美味しく調理して食べるか、グルメである面を見せればいいんじゃね?」と考えた奴。
戦犯はおまえだ!
こうして、従来の人間vs怪物対決ものにあまり見られない、虐殺シーンにこだわったアニメになりました。
具体的には
・何度も地面に叩きつけ肉を柔らかく調理
・スライスチーズのように割いて食べる
・大量に一カ所に詰め混み、ミキサーにかける
などなど。
あのー、視聴者人間なんで、見てて吐き気するんですけど。
しかも過激な表現はBluerayで解禁というのがこのアニメでもあるそうで。
ってどっかの絵巻物語じゃねーんだぞ。
CLAMPキャラで内蔵解禁とは誰得だよ!
でもまぁ、自分の誕生日に上映開始というのも何かの縁を感じたので、怖いもの見たさで、内心びくびくしながら映画館へ行って冒頭通り劇場版をみてきました。
※以下ネタバレ
随分まとも。
人物の愛憎劇も織り交ぜた普通の怪物撃退劇でした。
グロ成分がかなり押さえられて拍子抜け。
一番グロいのがある意味導入部ですが、つい最近現実にも似たような事件があったばかりなので、ショックが薄くなっているのかも。
【怪事件】全裸の男がフリーウェイ脇で生きた男の顔を食っていたところを発見され射殺される…米国
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/lite/archives/1714637.html
とにかくこれなら殆どの人が、映画見終わった後ホルモン焼き食えると思います。
全作見ていなかった人や、途中で切った人も再チャレンジして良いのかもしれません。
結局ラスボスが大金やら様々な犠牲を出して何を回りくどいことやっているのか、私はよく読みとれませんでした。
が、そんなことはどうでもいいんです。
そう!前作のような女の子キャラ性格変更がなくて良かった!!
最後まで生き延びて良かった!
特に月ちゃん(月山比呂)、嫉妬する点も含めて素晴らしい。
そんなところも含めて随所に百合成分入れてくれてありがとう!
女の子好き属性の人以外にも、カーアクションでのモブの動きなどもきちんとNPC入れてて、どうでもいいところだけど個人的には良かった。
逆に前作とはかなり風味が異なり、(2時間でテンポよく完結させないといけないのが見え見え)あっさり物事が都合良く運びまくるので、前作とは一体全体何だったのか逆に好きだった人や、じっくり話が進んで欲しい人には抵抗あるかもしれません。
結論として、劇場版見終わった後だと、テレビ版もわざわざテレビでやらずに、余計なシーンカットして劇場版前後編構成でやった方がすっきりして良かったんじゃないかなと言うのは言いすぎかな。
投稿者 kuze : 2012年6月17日 12:53
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