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超平和バスターズによる「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」に次ぐ新作「心が叫びたがっているんだ。」を映画館で見てきました!
(以下ネタバレです。)
冒頭の父親と別れるシーンで、父親が
「私は!息子に唆され、この度は不貞を働いて申し訳御座いませんでした!
ほら、お前からも一言言いなさい。」
とか言って下のチャックを開けていたら、娘が上のチャックを閉じなくて良かったのかな?
(別のトラウマになるかどうかは知らん)
とかふと思う私は「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」に毒されていますでしょうか?
それはともかく、ヒロインの黒タイツ娘こと成瀬がいいキャラしてたな。
もし自分があのクラスのモブの一人であったら、最後あたりの精神後退はふざけんなと思うのでしょうけどーいや、全くしゃべれなかった子が曲がりなりにも行動している様子を目の当たりにしていたのだから、それなりに心配するかな。
そう、成瀬が苦しみながらも必死に言葉を紡ぎだしているという姿がぐっとくるんですよね。
行動は終盤までかなり変なフィルターがかかっているんだけど、その中でもがいている姿が魅力的なのかもしれません。
また、野球部員の田崎が語っていましたけど、そのうえで今まで意識しなかった各人の特性が見えてきて、一つのものに取り組んでいく-というのは王道の話ですけれど、やっぱりいいです。
変なフィルターがかかっているといえば、今期放送しているぞんぞんびよりこと 「がっこうぐらし!」 の由紀。
(番組開始前のエピソードである)めぐねえの負傷→離別によって由紀にもフィルターが発生し、現実を受け入れず、妄想と混在してでしか認知できなくなります。
しかし、今週放送していた#11「きずあと」で、そのフィルターの中でもめぐねぇが生前由紀に対して約束していたことを(無意識だけど)守っていたと明かされ、みんながピンチになったこのタイミングでついに覚醒しつつあるというエピソードでぐっと来ました。
そういった精神が追い詰められた状態にならなくても、昔から「胡蝶の夢」というエピソードがありますし、身近な現実世界と空想世界の混在としては老衰が近づくと睡眠時間が伸びる傾向があるという話もあります。
何が言いたいのかまとまらなくなってきましたが、そんな現実とはずれた世界の話というのは、人間の心の不思議という点と結び付いていそうで、魅了されます。
投稿者 kuze : 2015年9月20日 23:30
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