WebMSXで、大昔に組んだMSX1-BASICゲームを復活させる : つねづね思ふこと

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WebMSXで、大昔に組んだMSX1-BASICゲームを復活させる

2017年11月19日

手持ちのMSX DISK BASICのゲームをWebMSXで動作させる手順をまとめました。これでエミュレータインストールの手間なく直ぐに楽しめます！

大昔に組んだMSX1-BASICゲームを復活させることができる『WebMSX』というMSXエミュレータで遊んでみた。

MSXとは、Microsoft(とアスキー)が1983年に提唱したゲーミングパソコンの規格で、WindowsやXbox One Sの源流と言えるでしょう？

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当時のライバルは任天堂のファミリーコンピュータ(以下ファミコン)。
しかしながら、MSXの特徴として、ファミコンではオプションだった、自分でもプログラムが組めるBASICにキーボードが標準で付属し、それらを動かすためのメモリーが少し大きいというのがあるでしょう。
そのため多くの個人プログラマーによるゲームが生み出されました。

そんなMSXについて、ハードウェアの動作や各種BIOSの動作を再現するエミュレータを全てJavaScriptで書き直すことで、何かを新たにPC上へインストールすることなく、Webブラウザ上で起動できるのがWebMSXというサービスです！

前置きが毎度長いですが、せっかくですので、以前から私も自分のホームページ上にあげていたMSX1用ゲーム「おちろや！おちろ'(ダッシュ)」というミニゲームを、このWebMSX上と連携させることにしました。

おちろや！おちろ'スクリーンショット

(0.Macを用意する)
勿論Windowsでもできるらしいのですが、手持ちがMacなので、Mac前提に話を進めます。

(1.何とか2DDのフロッピーからHDDへデータをコピーする)
私はすでにこれも実施していたので省略。
まだコピーしていなかった人は、ここが最大の難所になるかも。
随分店でUSBフロッピードライブを見かけないのですが、amazonで検索するとまだ見つかるので何とかなるでしょう。

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問題は最近のOSでもフロッピーディスクからのロードって対応しているのかしら？

2.MSX-DOS形式にフォーマットされている2DDディスクイメージのファイルをダウンロードする
予めディスクイメージを用意している方がいらっしゃったので、ありがたくそこから落としてきます。
※ページ中程の「空の .DSK イメージがほしいのですが......」からダウンロードできます。

3.拡張子を、.dskから.dmgに変更し、ダブルクリックしてマウントする
MSX-DOSと最新のWindowsには、未だに互換性があります。
おかげさまで、何とmacOS High Sierra(バージョン 10.13.1)でもあっさりMSX-DOSのディスクイメージマウントに成功してしまった。
凄いぞMicrosoft、やるなあ当時のASCII。

4.Finderよりマウントしたディスクイメージ内にMSX-BASICファイルをコピーする

5.コピーしたファイルの名称を、AUTOEXEC.BASに変更する
MSX DISK BASICの世界では、このファイル名にすることで、他何の工夫をしなくてもMSX DISK BASICが起動したら、その後で自動的にファイルが起動する仕組みになっています。

6.アンマウントして、拡張子を.dskに戻す

7.FTPでHTTPもしくはHTTPS公開領域へアップロード

8. http://webmsx.org/?DISKA_URL=(アップロードURL) へリンクする

以下のようにリンクを記述すれば、リンク先よりコピーしたMSX BASICプログラムが起動します。

http://webmsx.org/?DISKA_URL=https://kuje.kousakusyo.info/arcade/fall_msx/FALL2001.DSK