MacOSXのクリーンインストールのコツと、OSXで使える！ソフト一覧(上) : つねづね思ふこと

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MacOSXのクリーンインストールのコツと、OSXで使える！ソフト一覧(上)

2009年1月17日

パソコンを買って数年経過したあなたのパソコン、買ったときより遅くなっていませんか？！我慢の限界を超える程遅くなったが、手持ちのお金が・・・というときは、クリーンインストールに挑戦するのも良いかもしれません！ MacOSXの場合のクリーンインストールの手順をまとめてみました。

MacOSXに入れなおしたいソフトについての紹介は
「MacOSXのクリーンインストールのコツと、OSXで使える！ソフト一覧(下)」
をご覧下さい。

いつも使っているパソコンMacBook。
Macに限らず、パソコンはずっと使っていると買った当初の状態よりも遅くなってきていますが、皆様こんな時はどうしていますでしょうか？

ちなみに「パソコンはずっと使っていると買った当初より遅くなる」理由としましては、使わなくなったソフトの残骸、ゴミデータの混在（レジストリの肥大ってMacにもあるのでしょうか？）、無駄なキャッシュ、ディスクの断片化などがあげられるそうです。

僕ところもこのところもう作業ができないくらいパソコンが劇遅になるシーンがよくありました。
例えばParallels(Windowsエミュレータ・Windows2000を入れてます)を起動させたときにうっかりThunderbird(メールを見るソフト)を起動させたり、ひどいときにはMobileMe(iPhoneとデータの同期をとるソフト)をオフにしないだけで、いきなりマウスカーソルが何分も処理中のマークにかわって一切のキー入力を受け付けなくなったりして。

「これでは仕事にならんorz」

かといってもうメモリーは最大値の2Gまで積んでいて、これ以上はもう増やせないですし、残念ながら新しいアルミ削りで頑丈そう＆グラフィックボード大幅強化された新MacBook Proを買いなおすお金もありません。
ですので、先週ハードディスクの中身を全部消すクリーンインストールを行いました。
せっかくなのでそのとき行った手順をご紹介いたします。

MacOSXのクリーンインストールの手順は以下の通り。

１、あらかじめ必要なものを用意しましょう！
a) MacOSXのインストールディスク
b) (MacBook以上の空き容量を持つ)外部ハードディスク
c) ネット回線

２、何のソフトを入れ直すのか、必要なソフトの入れ忘れがないようにメモ。
今回は再利用のことを考えてメモ内容をHTMLに出力できるGoogle Sitesを利用しました。

↑ノートやメモ帳を使っている場合ノート自体を忘れてしまうことがありますが、WikiやGoogle Sitesにメモしておけばネットにつなげられる環境だったらどこでもメモした内容を確認したり検索もできます。そして勿論他のサイトへリンクを張ることもできます。
しかもチームで作業メモを共有できたりもするのでおすすめです。

３、これが重要！
iTunesを利用している人は、iTunes→「Store」→「コンピュータの認証を解除」を利用して必ずDRMカウント対象パソコンから自分のパソコンを外しておくこと！！
これをしないと同じパソコンで引き続き曲データを使うにもかかわらず、５台分の１台を無駄に使ってしまいます。

４、Time Machineなどを利用して、現在の状態を全部バックアップ
ここで最初に用意した外部ハードディスクを利用します。

５、MacOSXのインストールディスクを入れ、「C」キーを押しながら起動
MacBookをCDからブートさせます。

６、インストールディスクから「ディスクユーティリティ」を利用してMac本体のハードディスクの中身を消します。

７、そのままインストールディスクからMacOSXのインストールを行います。

８、ソフトウェア・アップデートを行って最新の状態にします。

９、ウィルス対策ソフトやファイヤーウォール・よく使うソフトなどを優先的に、「２」でメモした内容のソフトを入れていきます。
せっかくまっさらなPCにしたのですから、この際新バージョンがないかどうかを確認して、無料でアップデートできるものは最新版にしていきました。

１０、「４」でバックアップした個人的な作業データを復元します。
バックアップをとっておいたiTunes曲データや、写真、原稿データやプログラムソースなどを復活させましょう。

さすがに作業が終わると、今まで遅かった部分が早くなったのはもちろん、ハードディスクの空きが残り10Gだったのが50Gに大幅に増えたりして、いったい今まで40G分何を入れていたんだろう？

なお、「何のソフトを入れ直すのか、必要なソフトの入れ忘れがないようにメモするのがめんどくさい」というあなたのために、今回OSXに入れなおすソフトを「MacOSXのクリーンインストールのコツと、OSXで使える！ソフト一覧(下)」でご紹介するのでお楽しみに。