«« MacBook Proが欲しい欲しい病 | ドリームクラブをピュアじゃないけど購入してみました »»
今年はPCのOSについて、Windows7にSnow Leopardも発売されます。
しかも携帯OSについても、WindowsMobile6.5が来月の始めに発表予定ですし、iPhoneOS3は公開済み、Androidは初版リリーススタート!と刷新ラッシュの年ですね。
そこで、今更ですが未来のOSについてちょっと考えてみました。
1.OSの中身はどんどん革新して欲しいが、基本的にインターフェースがマウスとキーボードのままなら、現状から基本的に操作することは変わって欲しくない
いきなりOSの未来を否定しましたが、なんでMicrosoftは「PCを購入して最初に操作する操作が『OSのダウングレード』」でおなじみのWindows Vista以降「リボンインターフェイス(メニューバーとツールバーが一体化したアレ)」というまた習得し直さないといけない物に刷新したのか?
初めて使うソフトの新機能を使う時なら、そういう新機能を導入しても別に「こういうもんか」で許せますが、運悪くXPでも最新のOffice2007を使う事になった場合、まず「ファイル名の名前を変えてセーブするのはどこか?」から始まる探し直しのつまづき連発。
「俺はOfficeの操作を覚えたいんじゃない!とにかく一刻も早く目の前の原稿を仕上げたいんだよ!」というどこにぶつけたらいいのか分からない怒りが湧きまくるのを覚えています。
まぁMicrosoftもそういう苦情が発生するのは百も承知で、それでもあえて慣れてしまえば大きく業務改善する(もしくは1から覚えるのであればこちらの方が良い)ということでリボンインターフェイスにしたんだと思いますけど・・・個人的に、当分手持ちのOfficeはアップグレードさせたくないです※。
※そもそも最近のOfficeはロクな新機能ついてないのでバージョンアップする意味がよくわからない。文句あるならExcelをいい加減画面の表示と印刷結果が一致するようにして下さい。
2.ただしインターフェースは追加の形で刷新して欲しい。マルチタッチ操作は携帯のみならず、PCもバンバン取り入れて欲しい
iPhoneを初めて触ったときは、感動しました。
今までWindowsMobileやZaurusやら触ってきましたが、基本的な操作は圧倒的にキーボードから行うよりもタッチパネル特にマルチタッチはこんなに操作しやすいのかと衝撃を受けました。
前の2台もタッチ操作には対応しており、しかもキーボードがついていました。付属のキーボードはまぁまぁ良かったのですが、タッチ操作にはペンが必要で、しかも押しにくい。
iPhoneの強烈な操作性の良さを感じるポイントに「基本的に操作は、画面をマルチタッチで行うけれども、ソフトウェアの終了に関してのみ唯一画面下に*存在するハードウェアボタン(○ボタン)を押して行う」という分かりやすさが素晴らしい発明だったと思います。
*電源やボリューム等のボタンは、画面横・iPhoneの側面に存在します
携帯電話の小さな画面と容量では複数アプリを同時に起動できないので、頻繁に終了する必要があります。
しかしiPhoneがもし、WindowsMobileのように、「PCでは右上だったから、WindowsMobileでもウィンドウの右上にしておこう」的な過ちを同じく犯してしまったら、タダでさえ狭い携帯の画面「あぁっ、右上のボタンを押すつもりが終了ボタンを押してしまった!」というようなミスを頻発していたでしょうな。
まだこのへんの操作は改善の余地がまだまだあると思いますので、各メーカーでどんどん改善していって欲しいです。
また、PCへも携帯のマルチタッチ文化をOS標準で取り入れてくれるようになったら、図を書きたい時とか手書き文字を認識させたいとき、あと数人でPCを囲んで説明をするときなど、正直マウスでは操作しにくいので、便利になるだろうなと思うので、採用して欲しいです。
3Dエフェクトディスクトップで遊びごころが強化?
今のデスクトップは、普通2D(2次元)ですが、これを3次元で管理できるようにしようと色々研究されているようです。
3Dデスクトップの一例
情報源:engadget日本語版 3DデスクトップBumpTop、ダウンロード提供開始
正直使いやすさとしては微妙かなぁ。
画面がごちゃごちゃしているし操作が覚えにくそう。
でもユーザーが操作した事のフィードバックのエフェクトとして3Dが使われていくのは、これから大きくありそうだと思う。
正直普通の人のPC操作においてCPU性能は余りまくっているので、エフェクトによってその問題が改善され、ストレス解消に少しでも役立つ方向性なら、これから大いにありかなと思います。
PC・ゲーム機・携帯電話・AV機器・車・家電&空調・ネットワーク機器・クラウドサーバなどが統一規格のもとで相互通信が行われるようになる
「セキュリティは?」「統一規格とは?」などいろいろ検討課題はありますが、相互に機器がやり取りできるようになれば重複機能の統合でよりスリム化できますし、逆に機能の足りない部分を肩代わりさせたり、ソフトウェアをいつでも最新にするという事ができると思います。
例えば、今カーナビを取り付けても大抵は定期的にアップデートDVDを挿入しないと行けませんが、車・カーナビ・携帯電話が繋がって、しかもヘッドアップディスプレイと連携するようになれば視線を移す事なく最新の渋滞・交通情報を取得する事ができるでしょうし、ちょっと車を止めてPCにメモっていた情報をとりだしたり、さらに家電類と連携していれば家のセキュリティ状態をチェックするという事もできるかもしれません。
未来のPCは、よりアイデア出しをサポートしてくれる!
PCを使う用途を全体で見てみるとその大半は、業務・学習用途で、資料を作成するためWindowsならWordやExcelを起動し、ブラウザで調べ物をする為に使われているのではないでしょうか?
現在でも、Wordだとスペルチェックや文法チェックを行ってくれますが、原稿作成中に「この資料が使えるのでは?」とマーケティング資料をだしてくれたり、「このアルゴリズム・ライブラリが使えそうです!」とアドバイスをくれるようになるのではないか?と思います。
また一部開発環境にありますが、自動的に制作している内容を図にまとめてくれたり、あと資料作成などの際は無料素材集も自動提示してくれると嬉しいかも。
もっともその内容はある程度優れていないと、昔のOfficeであったイルカのカイルへ質問する事が
「お前を消す方法」
みたいなことがありえますので、実装は大変でしょうが、検索の進化として必ずこういった空気を読んでアドバイスする方向へ進むでしょう!
ソフトウェアはネットワーク上から起動させる事が基本になる!
ネットワーク上から起動させると言えば現在はwebアプリ等が思いつきますが、高速回線が普及し強力なサーバがより手軽に使えるようになれば、一部のマイコン以外の殆どのソフトウェアがネットワーク上から起動されるのが当たり前になるのではないかと思います。
また、ネットワーク上におく事で『Adobe CSシリーズを今日1日だけ使う!』といったこともできるので、より柔軟にソフトを利用・活用する事ができるのではないかと思います。
投稿者 kuze : 2009年8月25日 17:32
«« MacBook Proが欲しい欲しい病 | ドリームクラブをピュアじゃないけど購入してみました »»
コメント