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改めて言うまでもないが、自分はデザインセンスというものに疎い人間だと思う。
特に自サイト「くじぇ工作所」のトップページ( https://kuje.kousakusyo.info/ )は、いつ見ても凹むので、私自身開けません。
( https://kuje.kousakusyo.info/ キャプチャ画面 )
話のついでなので、2010年12月18日時点の自サイト「くじぇ工作所」のトップページのレイアウトを題材に駄目出ししてみる。
1.平凡な配置
2.注目すべきポイントが良くわからない
3.空白が生きてない
4.統一感のない配色、特に左カラムの強調色オレンジは失敗だった。
5.ブラウザによってはトップメニューの改行がおかしい。
→などと、嘆いてるなら直せよ。
でもなぁ。自分は金も無ければコネも無いし、挙げ句の果てにはセンスも無い。
…しかし妄想するのは大好き!なので(これが根本原因?)、この間購入して3分の2ぐらいまで読んだ「ノンデザイナーズ・デザインブック」をベースに今度考え直してみるか。
「ノンデザイナーズ・デザインブック」は「デザイナーじゃ無い人でも、このポイントだけ押さえてド素人腐さは減りますよ」という内容です。
ぶっちゃけ、上げられているのは以下の内容。
・近接
要素が似たものは近くに寄せ、そうで無いものは離しましょう。
・整列
左右どちらかに揃える事で印象は強烈になります。
特に素人大好き「中央寄せ」を、筆者は事あるごとに批判してます。
・反復
要素を繰り返す事で、より印象に残りやすくなります。
・コントラスト
反転色を効果的に使いましょう。
・色使いのポイント
これらの組み合わせについて印刷物からWebページまで、様々な事例について手を変え品を変え、まさに反復して紹介・解説している為「自分ならどうするか?」と考える余地を用意しているところが勉強になります!
贅沢を言えば、翻訳本のせいかサンプル事例は全て英語。
「なら日本語の場合はどうやってデザインすりゃいいねん!」というのはご愛嬌です。
さて、もし続編があるならば(新書ではないですし、すでにあったら教えて下さい)アプリケーション開発や操作機器の開発者に向けたユーザーインターフェイス編が欲しいです。
ニーズが凄く少なくなりそうですが。
またその際には、是非旧UIから新UIへどうやってユーザーを移行させるか等も取り上げて欲しいですね。
使いやすいUIを作ったからといって、必ずしもユーザーが喜んでくれるとは限らない所が難しいところ。
例えば賛否が別れるMicrosoft Officeのリボンインターフェイスとか、QWERTYキーボードを題材に上げてみましょうか?
Microsoft Officeは、実装している機能が多いため、旧デザインはとにかく大量にアイコンが氾濫。おかげで機能を探すのも大変だし、逆にあんまり使わないアイコンもあるのに、機能をつまみぐいしていくと色々ツールバーを出すことになり、ノートパソコンでは肝心の編集領域が狭くなったりしてました。
Microsoft Word 2003の例
そこで、ツールバーを廃してタブに切り替えることで、スペースの確保と今必要なアイコンだけを表示するようにし、そのアイコンも良く使う機能を強調しグループへまとめ直し、見つけやすくしたのがリボンインターフェイスであろうと理解しているのですが…私とその周りでは全員使いづらいと口を揃えます。
Microsoft Word 2010の例
これからPCを触る幼児には、リボンインターフェイスの方が優れているでしょう。
でも、大人は、今までの旧デザインに慣れまくっていたので、結局必要な機能が更に見つけにくくてしょうが無いんですよね。
あと、キーボード 。PCに最初触った頃は本当欲しいキーが全然見つからず、悪戦苦闘したもんです。
そもそも一説には、コンピュータがタイプライターだった頃、分かりやすい並びにするとユーザーの入力スピードに機械が追いつけない為、ワザと入力しにくい様にしたという逸話を聞いたことがあります。
とは言え、CPUが暴速になった現在。ABC順に並べ替えたキーボードとか、日本語入力しやすい様に母音を左側に集めて、子音や記号を右側に集め、どの指からもすぐタッチできる様に逆八の字にした新配列キーボードを使ったら流行るんじゃね?なーんて日は永久に来ねーよボケ!と断言出来る※のが。興味深いところ。
だって覚え直すの面倒過ぎるもん。
※個人的に逆八の字までなら使ってみたいけど。
最初にUIを如何に考えるのも大事です。
ですが現実は現場のプログラマ・開発が取りあえず即席で考えたUIがそのまま採用され、ユーザーも愚痴りながらも慣れてしまうのは、良くある話。
いざ、UIを改善させる際に、今まで使ってくれたユーザをどうやって喜んで新UIへ移行させるかというのは、なかなかいい答えはないのでしょうが、考えないといけないところですね。
投稿者 kuze : 2010年12月18日 23:34
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