「とある飛空士への追憶」は、お姫様と一緒に冒険する話が好きな人なら見るべき(バレ) : つねづね思ふこと

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「とある飛空士への追憶」は、お姫様と一緒に冒険する話が好きな人なら見るべき(バレ)

2011年10月 2日

なかなか素晴らしい佳作に思えました！幼い頃の思い出も絡めた多重構造とか、女の子が後ろからサポートしてくれるシチュエーション、そして心のふさがっていた姫さまが段々成長していくにつれ見た目も段々変わっていく分かりやすさが私にとってのツボでした。

友人に誘われて見てきましたよ！マッドハウスの新作アニメ映画「とある飛空士への追憶」
同名ラノベが原作で、そっちは全く知らずに映画館へ行ってきたのですがー

なかなか素晴らしい佳作に思えました！
なんかある程度今回の記事を書いてからネットの評価を見返してみると、原作ファンなどはかなり厳しい意見も多々あるみたい。
まあ、私の目は節穴なので。

以下、ネタバレしますので注意。

お姫様と飛空士との一夏の思い出。
そりゃ二人っきりで長時間過ごし、しかもピンチを乗り越えた戦友ともなれば、そのまま恋仲にもなるってのが映画のお約束ですよ！

下衆な私は「最後の最後で、王子が戦死して、王国もぶっつぶれてお姫様の立場が激変するオチになれ！シネシネシンジマエ！」などと邪な電波をスクリーンに向けて放っておりましたが・・・
結論はまだ映画見てないのに、一応警告したにも関わらず誤ってここ迄読んでしまった人の為に黙っておきます。
でも今作のシメも、さっぱりしつつも切なくて、これはこれでいいですね。

姫様は、新人抜擢らしく、慣れてない芝居が評価が別れそうです(一緒に見に行った友人は不満そうでした)。
ただ私は「この映画好き！」フィルタが入ってしまったので、これはこれで姫様っぽくて好きです。

あと、ルパン3世カリオストロの城かよ！と突っ込んでしまった「実は初対面じゃ無くお互い知り合いでした！」とか。
それに、天空の城ラピュタを思い出させた、といいますか大幅にパワーアップさせている「好きになった女の子が、後ろから力強いバックアップ」というシチュエーション。
最後に、姫様の心の壁がどんどん取れていくに従って、装備が段々軽装になるという舞台装置が私にとってのツボでした！

メカ分の魅力は薄味ですが、ドッグファイトはまぁまぁ良かったですし、やっぱりその分急激に成長していく姫様が一番の魅力！

お姫様と一緒に冒険する話が好きな人は、是非どうぞ。