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先日『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を見てきました。
(以下ネタバレ)
↓あれ?こんな話だったっけ?
起承転結で言えば転にあたる回、だからここは一気に設定を変えていきましょう!ということなのか?とはいえ。
今までの設定についてかなりちゃぶ台ひっくり返した色々な新設定に混乱しているまま終わったのが第一印象です。
いやたしかにピアノは本当だったけどさぁ。
しかし、落ち着いて考えてみるとかなり酷かったぞ。ストーリー的に。
どうでもいいけどサードインパクトの重要性が今作で暴落したね。
1.みんな僕に優しくしてよ!
新世紀エヴァンゲリオンは、コミュニケーション不足な人達の中、主人公シンジが進歩したり退行したりを繰り返すアニメです。
前作である劇場版の破では、ラストにヒロインのアヤナミを救うべく行動したりして、「うわっ、一般的なアニメの主人公のようになったな」と、その行動力を評価してあげたいところでした。
ですが、よく考えたらそのままでいたら話が成立しないので、揺り返しを出してきたというところでしょうか。
にしても、その動機づけへの第一弾であるところの、どこが財源になっているのかよくわからん反NERV組織ことヴィレ(WILL-E)の連中は冷た過ぎたろう。
余程の事があったんでしょうが、あんな態度じゃ思春期の男の子が指示に従う訳がない。
で、フォースインパクトを起こしかけたから罰としてリアルに首切りですか。
お前ら反重力装置もいいけど、首輪にカメラやトランシーバー機能でもつけておいて、シンジがやばい選択をし始めたらその前に説得するような機能も首輪につけとけよ。
西遊記だってもう少し段階を踏むぜ?
2.説明って大事だね
カヲル以外全員シンジに対して全員新設定の説明なさ過ぎだろ。
ミサトらは艦長の仕事で忙しいということにしよう。
しかし、医療班であるトウジの妹(サクラ)は、説明すべきだっただろう!
というか14年間シンジが復活したときの対応法とか、殆どを何も決めてなかったのかよ。
何も説明なしだったらそりゃNERV側がシンジをさらいにきたり、EVAで世界を元に戻そうと吹き込んだらそりゃ、とっとと従っちゃいますよ。
しかもカヲルもカヲルで、こりゃおかしいと気がついてもしっかり言わなければ、そりゃシンジは最期までやっちゃいますぜ。
3.結局カヲルは何しに来たのか?
序や破で思わせぶりなことを振っていたカヲル。
しかし、結局シンジとラブラブしたいがために心に隙ができた今のタイミングで出てきたようにしか思えない。
結局カヲル登場後、シンジの待遇が旧TV版と比較して良くなったようには見えないんですけど。
4.まるで成長していない(AA略)
エヴァの呪いか副作用かで、アスカは歳を取らないのは分かった。
でも、おまえ28歳だろ。
悪気のない無知な14歳に対してあの態度はどうよ。
あの共同生活で、シンジと人となりは知っているはずでしょう?
5.あのパンフレットの売り方はどうよ。
エヴァンゲリオンで販売しているパンフレットは2種類。
A.安くて内容は薄いが、同時上映の「巨人兵東京に現わる劇場版」の記載はこちらしなかい。
B.高くて内容は濃いが、同時上映の「巨人兵東京に現わる劇場版」の記載がない。
このコンプリートするなら両方買えって商法はどうよ。
せめて薄い方は「巨人兵東京に現わる劇場版」に絞ってくれた(そして内容を濃密にしてくれた)ほうが、すっきりお金が払えると思うのは私だけか?
まぁ、遠足は家につくまで、エヴァンゲリオンは最後愚痴るまでがエヴァですから?
なんだかんだ言いつつも最後のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||がどういう展開で占めるのか楽しみにしましょう!
投稿者 kuze : 2012年11月25日 23:37
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