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『エヴァンゲリオン新劇場版・破』を去年見た「同・序」に続いて見てきましたが、良かったですね!(以下改行後バレ表現が続くのでですのでご注意を、ちなみに写真は別の映画館)
さすが庵野(+エヴァスタッフ)、この10年以上いろいろ亜流がありました。
本家ガイナックス自ら製造販売していたやっつけグッズに始まり、各種ゲーム、別世界漫画、なかなか再現率が高かった(らしい)パチンコ・・・etc
でもやっぱりこれが本物です!
・TVアニメ版とは異なる展開でしたが・・・
「破」というサブタイトルだけに、やっぱりTVアニメ版と結構違う話でした。
個人的には、今回シンジがLCLに溶けたものの母親の件等を絡ませて復活する所まで行くかな?と思っていたのですが、そこまでは先走りでしたですね。
・「序」と「破」どっち?
話の纏まりとしては「序」の方が、(映画単体としての)テーマが分かりやすくて好きです。
でも「中だるみ・・・キャラクターたちが仲良くなって平和なシーンが多い砕けた回」として立派に役目を果し、破格に面白かったです。
TV版のグッとくる部分はきちんと踏まえつつ見事に再構成されていました!
もし映画館がニコニコ動画風の実況対応だったら、直ぐにカバンからiPhone(もしくはMac)を取り出して、何度も何度も「(アスカ登場曲/EVA-02)キターッ!!」「(3号機暴走)キターッ!!」と書き込んでいたと思います。
・酷いシーンで明るい曲を流すドS演出が良かった
エヴァ中盤シーンと言えば、エヴァ初号機を自動運転させたらやりすぎちゃったとか、ロボットアニメなのに主人公機が食事をしだすと、斬新な演出が光っていました。
今回はそれに加えて、あの日本人なら子供の時に誰しも聞いたor歌った「今日の日はさようなら」&「翼をください」ですよ。
このミスマッチさたまりませんね。
「破」上映前には、なんと金曜ロードショウでエヴァンゲリオンの「序」を放送していましたが、今度の「破」は日テレ放送できるのかな?
・レイ美味し過ぎ
今回の「破」で、一番美味しい役柄だったのは、初めてキャラデザ与えられたトウジの妹でもなければ、勿論CGで動きが良くなった使徒などでもなく、『ぽかぽか』レイが「序」に続いて今回も一番ヒロインの美味しい所を食いまくっていたと思う。
その再構成のおかげで他の女性キャラがモロその割りを食ってしまい、アスカはトウジの身代わりに回されてしまったし、新登場のマリ(とテレビ版では一番好きだったヒカリ)が随分薄味になっていた印象を感じました。
TVアニメ版のエヴァンゲリオン終了あたりに、BGM集CDのおまけで「エヴァンゲリオンに続編決定!新シナリオはどうなる?!」というテーマで、アスカがTV版の反省と改善シナリオ案をぶち上げるという公式ミニラジオドラマがありました。
今回の劇場版では、アスカが劇裏でどんな風に愚痴っているのか気になります。
・余談
大阪に引っ越して、初めて地元の映画館『梅田ブルク7』に来てみたのですが、道に迷いまくりました。
梅田駅周辺は立派なダンジョンだ・・・。
投稿者 kuze : 2009年7月 6日 17:32
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