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自宅用のNAS(HDD1台構成)が壊れて約一年が経っていた。
PCのバックアップが取れていない状態が続いていて大変まずかった。
新しいNASが欲しい。
ただ、壊れたらHDDだけでなくNAS全体を買いなおしている現状はいまいちに感じる。
PCとNASが同時に壊れることはそうそうないだろうし。
個人的に使用する分には、NASが壊れたら都度新NASを買ってきて、もう一度一からバックアップしなおせばまた復旧可能な状態に戻せる。
ですので面倒なだけでHDD1台構成でもいいのかもしれないが...。
いや、そのやり方だと履歴が消えてしまう。
NASにも冗長性が欲しい。
ということで、RAID1なBuffaloのNASを買おうか迷っていたところにSynologyの紹介記事を読んで気になった。
ただ単にPCのファイルをバックアップできる機械として動作するだけでなく、アプリをインストールすることでサーバとして拡張できる。
これは面白そう!
gitサーバを入れてみたい!
自分のコード専用のバックアップサーバを通常バックアップとは別に構築したかったんですよ。
その手のソフトには以前バックアップした時のコードと比較する機能がついているのですが、めちゃくちゃ強力。
なので、職場だけでなく自宅でも使いたいんですよね。
まあNASとは別に専用のサーバを別途購入した方が拡張性から考えればいいんですけど、住んでいる部屋の都合上、これ以上コンセントと場所は消費したくない...。
ということで、次買うなら面白そうなSynology NASかな?と思っていた。
...のですが、問題はBuffalo NASと違ってSynology NASはHDDが付いてこない。
そこで別途それなりのHDDと合わせて買う必要があるのですが、全部合わせると最新ゲーム機1台分ぐらいの価格(それなりのHDDを選んだら4万円ぐらい?)になるので買おうかどうかグダグダ悩んでいました。
Buffalo NAS(HDD1枚構成アプリの拡張機能なし)は1万円ぐらいと財布に大変優しいので、やっぱこれで妥協すべきか...。
ただ正月ごろ、友人の買い物に付き合っていたら、自分もそういえばNASが欲しかったと物欲が刺激され、そんな中立ち寄ったヨドバシの周辺機器ケースにDS218jが飾ってあったので思わず東芝製3TB HDD×2と共に買ってしまいました。
前述の通り、DS218jはHDDが付いてこないので、最初に別途購入したHDDを自分で組み込む必要があります。
しかし、めちゃくちゃ楽勝。
事前に別途プラスドライバーを用意する必要がありますが、特に器用さも要求されません。
NAS付属の解説書と、念のためまとめられたブログ記事などを参考にすれば、特に悩まず構築できました。
RAID1が構築できたようなので、そのうちの3.0Gのうち1.5GをTimeMachineに割り振って、メインPCことMacのフルバックアップを定期的に行うように設定しました。
これもブログ記事を参考にしたら、DSM(DiskStation Manager)のコントロールパネルを操作することで、簡単にTimeMachine用の領域を当てはめることができたので、あとはMac側から紐付けを設定したらあっさり開始することができました。
...順調に行っていたのはここまで。
ここまでやっていて気が付いたのだが、DS218jにおける売りの一つがLAN対応の録画機と連携して録画内容をコピーできるDiXiM Media Serverが追加できるアプリの中に存在していること。
そしてDS218jはVPN Serverもアプリとして提供している。
ということは。
今までJ:COM BDV-302についてテレビ以外から見ようとするならば、LAN内においてJ:COMが提供していたタブレットにプリインストールされていたアプリを使う必要がありました。
ですが、保存先を変え、且つ外部からVPN Serverを使ってLANのようにアクセスできるようにすれば、どこからでも...三重の実家から溜まっている動画を見れたりするのかな?
これができれば、現在色々あって450件以上動画が溜まりに溜まっているのですが、消火に役立つかもしれん。
ということで試行錯誤していたのですが、結論としては上手く動かない。
A. 現行提供されているDiXiM Media Serverは、そもそもVPN Serverと同時に動かない
B. DiXiM Media Serverは、BDV-302のようなケーブルテレビ系録画機とは連携しない仕様
C. VPN Serverについて、LANだとiPhone←→DS218jとつながるが、WANからだと繋がらない。
途中J:COMが貸し出しているルーターNETGEAR CG3000Dがブロックしているのかな?と思って設定を覗いてみたが、それらしい項目が見つからない。
J:COM自身が拒否しているんだろうか?
にしてはそれらしい記事もないんだよなあ。
以上、踏んだり蹴ったりな感じで、試行錯誤の時間だけが無駄に過ぎてしまい凹んでいます。
J:COM向けテレビ録画機BDV-302との連携について試行錯誤していたおかげで、そもそも構築したかったGit Serverの導入が全く進んでいないや。
いい加減こちらを試そう。
ちなみに、Git ServerをUIで管理できるGitLabを最近知ったのですが、これは残念ながらDS218j用アプリとして存在していない。
ですが、DS218jよりもメモリが多く搭載されている上位のDS218+(初期メモリ2GB・拡張可能)ではアプリとして存在しているらしい。
えぇーっ、調査不足だった。
そんな違いがあったなんて。
まあGit Server自体構築経験ほとんどないし、GitLabをどうするかGit経験を貯めてからまた考えよう。
各種クラウドストレージに上げているデータを吸いだして一本化するアプリ(Cloud Station Server)などもSinologyで提供しています。
自分は家ではMac/iOSを中心に使用しているけど、サブ開発マシンとしてAndroid/Windows機を使っているならばiCloudに上げている写真やGoogle Driveに上げている原稿データを共有するのが楽になるのかもしれない。
Synology的に推奨とされているので、せっかくだから入れてみた。
そして、今回はそのうちのPhoto Station 6 + DS photoを試してみた。
なるほど、DS photoから「画像バックアップ」を選択したところ、手持ちのiPhone6上の画像が次々にバックアップされ、DS218j + Photo Station 6上に転送されました。
そしてPhoto Station 6は、タイムライン機能を使えばいつの写真が欲しいかもすぐに呼び出せるようです。
加えてDS218jは、DDNSを使って外部(たとえばテザリングや実家など)からIDとPASSWORDを使ってログインができます。
ということは、いつもアパートで使っているMacではなく、別のPCでiPhone6で撮影した写真を加工して、例えばブログの記事に上げたいと言うときに使えるかも。
iPhoneはケーブル繋いでも写真を取り出せますが、これはこれで少し面倒なんで。
ということでDS218jは、Macのバックアップ用途としては大変満足しているものの。
しかしながら、今のところそれ以外にはまだまだ今のところ持て余し気味となっているのが悔しい。
今回はまだ触れていないが、PHP7.0はインストール済みだし、Pythonは別途アプリとして提供されていて、且つSSH接続できるので、アプリとしては提供されていない機能は、自分で何とかできたりするみたいなんですよね。
メモリ512MB(拡張不可)の範囲内で。
だから自作アプリのサーバ部実験場としても使えるかな...とも期待はしているのだけど。
ちなみに自分は使ったことはないが、実験場といえば仮想環境構築でおなじみのdockerもsynologyはアプリとして提供しているらしい...これまた上位のDS218+向けだけど。
もう1万6千円積んでいたらそんな世界が待っていたのか。
興味ある。
まあ引き続きとりあえずDS218jをぼちぼち使いこなして中級者になりましょう!
ある程度慣れて、お金を貯めたらDS218+へ移行しよう。
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投稿者 kuze : 2018年2月18日 23:46
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