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Apple直営店Apple Storeは、Apple&その関連製品の販売・修理担当窓口(Genius)としての役割だけでなく、一般ユーザーへのMacスキル向上の為の様々な洗脳教育イベントを毎日行っています。
例えば、初心者向けには「はじめてのMac」「iPhoneワークショップ(何ができるか説明)」レベルが上がると「Adobe Photoshop CS4とWACOM タブレットを学ぶ」「Aperture(AppleのPhotoshop?) ハンズオンワークショップ」「Final Cut Studio(AppleのPremiere?) ワークショップ」など。
他の家電量販店は売ったらそれで終わりに対して、その後のアフターフォロー的イベントがこうして行っているのはMac / iPod / iPhoneの商品自体の思想の深さがなせる技なのかなと思います。
そういえば大昔の地域の電気屋さんは、こまめにお得意さんへ新商品のチラシを配って案内していましたが、ちょっと相通じるものがあるかも?
で、そんなことはともかく、今日の名古屋栄店のアップルストアではその教育イベントの中でもスペシャルイベント!
なんと日本iPhoneアプリクリエイター総勢12名を集めてプレゼンする開発者向けイベント、その名も「世界に飛び出す日本のiPhone AppクリエイターとiPhone SDK」が行われました。
こんな勉強会イベントは中々地方ではお目にかかれないだけに、早速参加してきました!
各クリエイターによる自作ソフトのプレゼンが主な内容だったのですが、僕が一番気になったのが名古屋工業大学さの氏のWisdomWeb。
iPhoneのロード完了までの時間を一気に短縮するアプリは多少お値段が張っても是非導入したいです!
また、iPhone開発には「英語の壁」が存在するのですが、交渉等を担当してくれるAPPLIYAのサービスも自分が開発する時にはチェックしたいです。
なお、具体的には以下の内容が行われました。
1、iPhoneSDK名古屋イベントは、サン電子みずの氏の司会で、
「iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり」の林 信行氏が現在のiPhoneを取り巻く現状を説明
2、 FingerPianoが大ヒットしたWada氏のプレゼン
サンデー個人プログラマでも3,000万のユーザーにリーチできる!という夢のあるお話
3、最近開発し始めたばかりのツインクルモバイル ひらい氏の 連射測定ソフトのプレゼン
4、ユビキタスエンターテイメント やまざき氏によるZeptoPadやZeptolinerのプレゼン
開発中のZeptoPad3.0も公開され、図が書きやすくなっている紹介が印象に残りました。
ZeptoPadは僕も愛用していまして、アイデアを考えるためマインドマップを書くのに愛用しています。
しかし書ける範囲が狭いのと、不器用な僕が使うとどうしても書いた図が汚くなるのが、なんとかならないかと思っていました。
ZeptoPad3.0では改善されるといいな・・・。
ちなみに、イベント開始前配布されていた宣伝チラシを受け取った際に「良かったら感想を教えてください」と声をかけていただいたのに、何も言えずに終わってしまった。残念。
5、タンバリンプロデューサーズのいとう氏によるプレゼン
観光ガイド kataribe.tvなどをiPhoneアプリで提供されていらっしゃるそうです。
iPhone系の携帯をみんなが使うようになったとき、電波の届かない建物の中等でもアプリで案内してくれたりして、継続していけば需要がある日一気に来るものかもしれません。
また系列会社ではモデル会社もやっており、そのモデルを利用したアプリとかも提供されているとのことでした。
6、エイチアイのたかはし氏によるプレゼン
iPhone用3Dライブラリのeruptiion / マスコットカプセルをご紹介されてました。
マルチプラットフォームだそうで、こういう流れはデベロッパ側としてはもっと加速されて欲しい。
7、サン電子のみずの氏によるプレゼン
Mac Fanでは最近iPhoneデベロッパ向けの連載が行われていますですが、ミズノ氏も初心者向けの記事を執筆されるようで、目を通してみるか・・・。
8、ジークルーささき氏(会津若松)によるプレゼン
世界的にヒットした 「iKoto」などを制作。
市場規模が日本とアメリカで、10倍差があるらしい。
9、APPLIYAの方によるプレゼン
エヴァンゲリオンのアプリなどで注目を集めましたが、アプリヤはパブリッシャーであってここでソフトを開発している訳ではないらしい。
iPhoneアプリの開発では、ただ単にプログラムを組むだけではなく、素材を集めたり・サーバーを管理したり・プロモーションしたり・英語で米APPLEとやり取りしたりする必要があります。
APPLIYAでは、個人クリエイター向けに開発以外の業務を肩代わりするサービスを行うらしく、目を通すのも良いかも。
10、名古屋工業大学(日本国内で一番最初にiPhoneを購入した)さの氏によるプレゼン
開発中のアプリWisdomWeb(grimpse?)で高速Webブラウジングのデモを行われていました。
サファリ版とネイティブアプリ版を出されるそうです。
iPhoneの通信速度は普通(3G)なので、PC向けのデータを扱う分サイトの展開時間は長くなりがちです。
そんな状況にガツンと活を入れてくださりそうで期待!
11、CIAのおのだ氏によるプレゼン
各社ニュースサイトから一気にデータをロードする iSWEN ニュース配信アプリを提供中。
デザイナーに作ってもらったかわいい系のアイコンより、自分で夜なべして手作りしたアイコンの方が評判が良かったとのことで、「iPhoneはアイコンにこだわれ!」
実用系のアプリは渋目のデザインを意識するのが良いのかもしれません。
また「作り込み過ぎると受けない」
「何でもできるのではなく、簡単にできるものが受ける」
「アプリのタイトルの長さもほどほどに」
「(開発ページにある)インターフェイスデザインを守る(※リンク先英語)」
など、参考にします。
12、最後にジークルーささき氏による即席タイコアプリ作成デモが行われました。
この後2次会が行われたのですが、気後れして行けませんでした。
iPhoneSDKをダウンロードし、英語による開発ビデオダウンロードしてiPhoneで何回か見返し、よしやるぞ!と思ったものの。
最初の最初XCodeの「コネクション」(ボタンと動作を関連づける)がどうやっても上手くいかず、結局折角買ってきた本も部屋の隅に埋もれている状態な自分が恥ずかしくて・・・。
でも、やっぱり面白いiPhone、何か自分もアプリを作りたい!
今抱えているJavaの件とか片付けたらもう一度挑戦するぞ!!
(駄文)
なお、このイベントはAppleStoreの入り口で行われたのですが、イベント視聴希望者が殺到!
普通のApple商品を買いにきた人とか修理目的に来た方の邪魔じゃないかなぁ。と気になったり、街頭デモの音声がそのまんま入って聞き取りづらかったり。
もし2回目がありましたら、次回は2階でやってくださる事希望です!
投稿者 kuze : 2009年4月 4日 00:25
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kuze
cia.onodaさんコメントありがとうございます!
(コメント反映遅くなってすみません)
次回は、第二部以降参加します!よろしくお願いします。
cia.onoda
次回は、第二部・三部と参加してください。
よろしく!