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いきなりですが、実は今年の大晦日&正月(2010/12/31〜2011/01/02)の正月は中国・大連にいました!
2泊3日フリーツアーのパック旅行です。
何故急に大連へ行ったかと言いますと、兄が今、大連にて勤務中なので会いにいったというところです。
因みに大連はというか、中国は初めてだったりします。
海外旅行は、インドについで2カ国目か。
ちなみに、私の中国に対する大きなイメージは、大体以下のような感じです。
サンプルとして、「大地の子」を出すのはやり過ぎでしょうか?
お年寄にとっては戦争体験があるからしょうがない?にしても、若い人達の間でも身近な巨大仮想敵国として「日本」が上げられているし、先日の尖閣諸島問題に関する暴動事件を聞くと恐いイメージです。
まぁ良く言えば、若い活気のある、これからの国といえるでしょう。
しかし中国では、建ったばかりのビルでも同人シューティングゲーム「exception」の4面背景のような亀裂が入りまくっている印象があります。
また「○× in 1」「Wiiの劣化コピー『威力棒 Vii』」「百式ガンダム」などに代表されるコピー大国。
そして、中国に限らず急速な発展を遂げている地域で共通してみられる現象ですが「車のマナーは『譲り合い』より『早い者勝ち』」「人よりも車が優先」。
もちろん、環境よりも経済なので、都市部では空気も悪く、自然もない。
周りの冬の中国(北東部)経験者に聞いたところ、異口同音に全員が答えたのが「痛いぐらいに寒い!」という事。
そりゃ緯度的には日本でいう東北地方、朝鮮で言えば北朝鮮、しかも周りは大陸だから相当寒そう!
そこで
1.フードカバー付きコート
2.毛糸の帽子
3.マフラー
4.勿論長袖のシャツ&服3枚
5.長ズボン
6.股引・パンツ
7.靴下
8.足裏用カイロ
9.厚手の手袋
という私的には重装備で現地に到着。
大阪を出た時から足指と顔面が寒いのが、嫌な予感していたのですが...気にしすぎだった。
気温は-6℃、ですが雪がパラパラ降る程度。
重装備のおかげもあり、頬は冷たさを感じたけど、予想よりは寒くなかったというところです。
さて兄は日中は通常業務(中国は日本と異なり旧正月の方を祝うので、大晦日も通常勤務。)なので、私が泊ったホテル近辺の地下街や百貨店を散策してみました。
以下雑感を並べてみます。
1.物価
だいたい中国の物価はこんな感じ。
宿泊先の某ホテルで食事70元
映画1作60元
一般的な食事は10から15元で1配分
PC(ハードウェア)価格は、日本と大差ないかちょっと高い
2.携帯電話コーナーの現状と家電コーナー
仕事柄、家電売り場へ行って携帯電話コーナーを覗いて見ました。
人の集まっている様子を見ているとSamsung、Nokia、htcが頑張っていた印象。
普通の携帯も扱ってましたが、Androidもブレイク中?なのか目立ってました。
そんな中、あちこちでパネルを立ててたり、bigデモ端末を置いていたのが、これから売り出そうとしてる?Xperia。ただ私の見たてでは、買おうとしている人や使っている人は見かけなかった。
Sharpも販売コーナを設けてAndroid売っている(ガラパゴスぽいキー配置だが違う)が人気はいまいち。
iPhoneは一応4を売ってた?けど、Apple Fanとしては残念ながら店員にやる気が無いと言わざるを得ない。
なにせ看板が3GSのままなのはないわ...もしかして4は公式では中国本土において販売されてない?
こういうのを見るとSoftbankはやっぱ凄い。
中国大連旅行画像その05:この垂れ幕を見るとiPhone4売ってそうですが、電気屋に入ってみると、看板は3GSで、ショーケースも3GSなんですよね。
よくわからん。
その後PC売り場へ行くとiPadにはそこそこ人が集まってました。
そこには、iPhone4ケースが大量に飾ってあったりするのですが、売れてんのかな?
で、iPhoneの充電器を忘れたので売ってないかどうか見たのですが、iPhoneに限らずあまりアクセサリーを取り扱っていない。不便だ...。
でも、その他家電コーナーを見ると、洗濯機とテレビについては日本ブランドは健在。
エスカレーター近くのいい場所取ってましたよ!
中国大連旅行画像その06:怪しい系で唯一見つけたPSPっぽい怪しい音楽プレイヤー
3.中国のゲームコーナー
で、その後、ゲームファンならやっぱり一番気になるゲームコーナー。
某デパートのゲーセンコーナーへ行って来ました。
基本的に日本のゲームを、そのまんまローカライズせず置いてある印象がありました。
しかしながら、IGNというメーカが、何とか中国流に落とし込もうとしていたのが興味深いです。
因みに中国のビデオゲームコーナーの入り口には、18歳未満はプレイ禁止っぽい看板があった。おいおい。
中国大連旅行画像その07:中国のザ・警察官2
ナレーションは、もちろん小林清志(次元の中の人)さんが、日本語で行いますよ!って元ネタ中国の方に分かるのかな?
中国大連旅行画像その08:中国のDDR、コナミに怒られないように矢印が斜めだったりします
中国大連旅行画像その09:中国の太鼓の達人、ナムコがきちんとローカライズ済み
中国大連旅行画像その12:IGS製の中国オリジナルっぽいレースゲーム
4.中国のスーパー・デパート
ならゲームショップはあるかな?漫画本とかはどんなのあるかな?とゲームショップと本屋を探すがこれらは見つからず。
市場が壊滅しちゃったのかな?
まぁ本屋について日本の百貨店における本屋も結構酷いし、ある所へ行けばあるのかも。
ちなみに、中国といえばパチモンと言うイメージですが、デパート・スーパーのレベルでは、流石に外国からのビジネスでの訪問者も多いせいか、全体的には凄くまともで拍子抜けしました。
マクドナルドなのにハンバーガーを売らずにアイス売ってたり、吉野家なのにDQというメーカと組んでここでもアイスを売っていたのは許そう。
っていうか中国人そんなにアイス好きか?
とにかく全体的にスーパー・デバート等はかなり高レベルで、比較的大人の都市に感じました。
それに亀裂の入ったビルもなかったですし。
とはいえ私の比較対象は、唯一の海外旅行先インド、しかも10年ぐらい前の記憶なので、あんま参考にならないか・・・。
中国大連旅行画像その15:吉野家で売っているメニューが甘い物ばかり?!
中国大連旅行画像その16:吉野家で売っているメニューをもっとアップで撮影してみた
中国大連旅行画像その17:Mcdonaldsも甘い物ばかり売ってました
中国大連旅行画像その18:試しに吉野家でアイス購入
吉野家はDQというブランドと組んでおり、アイスはそちらが販売しているみたい。
中国大連旅行画像その19:中国では、12月24日にホラー映画が出てくる物らしい?
5.中国の年越し
そうそう、夜中はやる事ないので、時差の都合上1時間ずれた紅白歌合戦を見ていましたら、何カ所か新年祝いの花火が撃ち上げられていてびっくりしました。
聞いた話によると、旧正月では更に派手に祝うらしいです。
事前読んでいた大連ガイドブックによると、郊外に行くと海岸のきれいさや山の河川の雄大さが楽しめるらしいです。
しかも実弾銃が使える射撃場もあり、またNHK「坂の上の雲」でおなじみの旧日本軍vsロシア軍の跡地というのも歴史ファン的には見所らしいです。
とはいえ、今回兄のところには、中国に行って前日体調を崩した奥さんと小さい子供が冬休みの間ずっといましたので、無難に都市中心部を巡っていました。
まずは、ロシア人街。
正直建物はロシア風ですが、建物の中には入れないし、露店で売られている物は普通の商品だったりで、歴史知識が薄い者にとってはちょっと残念感があったり。
ロシアカフェでもオープンすればいいのに。
本屋に行けば日本風萌えキャラの書き方本の特集が組まれており、地下街に行けば怪しい日本のアニメ・ドラマDVDが堂々と売っている店舗がありました。
大連には日本向けアニメ制作会社がたくさんあるらしいので、萌え画の需要は大きいのかもしれない。
中国大連旅行画像その23:こんな感じの本が、大量にシリーズで特集組まれて販売されていました
中国大連旅行画像その24:「日本のテレビドラマが全部あります」じゃねーよ
中国大連旅行画像その25:どの日本人が安心できるのかは知りませんが、高ブランド扱いされるのは嬉しい
また今度は地下街のゲームセンターにも行ってみたのですが、こちらでも日本のゲーム(中国ローカライズなし)が幅を利かせていました。
中国大連旅行画像その26:中国のゲームセンターでは、入り口にエイリアンを置いて露払いをしているらしい?!
中国大連旅行画像その27:ゲームセンター隣にあった中国のミニタリーショップ
中国大連旅行画像その28:中国のゲーム企業IGSによる潜水艦ゲーム
もしかして「尖閣諸島にやってくる自衛隊を、中国潜水艦最新鋭魚雷でぶっ壊せ!」というゲームか?と戦慄が走りましたが、流石に無難な第二次世界大戦ヨーロッパ近辺が舞台のゲームでした。
中国大連旅行画像その29:ちなみに中国の太鼓の達人では現地の話題曲は勿論、日本の曲も選べたりします。
中国大連旅行画像その30:日本の曲を選択すると、曲名は日本語で表示されます
中国大連旅行画像その32:中国のUFOキャッチャーは十字レバーで操作するみたい。
中国大連旅行画像その33:金魚掬いゲーム。
一掬いすると、金魚が掬えようが掬えなかろうが、強制的にワンコイン消費するという日本ではあり得ないバランス。
ただし、中国のゲームセンターは、最初にお金をゲームセンター内コインへ何十枚かに変換した上でプレイするので、実際には結構長く楽しめます。
中国大連旅行画像その34:中国にも縁日で金魚を掬うという文化があるのでしょうか?
中国大連旅行画像その35:ちなみに金魚を掬うと、引換券が機械から出てきます
中国大連旅行画像その36:引換券を大量に集めると賞金と交換できます
ちなみに、換金所がゲームセンターの隣に設置されている・・・ことはなかったのでご安心。
中国大連旅行画像その37:中国のmotor raid
学生時代、このゲームの世紀末っぽい雰囲気が大好きだったのですが、世間一般では人気がなく、すぐに撤去されていました
しかし、異国の地でこうして会えるなんて嬉しい!
中国大連旅行画像その38:中国のコンビニ
飲み物が充実している一方、弁当類は扱ってませんでした
ということで2泊3日の旅行では、大連周辺はむしろ日本に対して好意的なのかな?というように感じました(内陸部とかは知らん)。
なお、やっぱり交通事情はともかく(アジア新興都市特有の無茶ルール)でした。
具体的には横断歩道は殆ど存在しないし、車は赤信号でも右折OKというルールがあるらしいので、歩くのは左右のタイミングを見計らって自分で判断して渡らなければならないということです。
って、いくら車優先社会でもこれじゃ自動車も走りにくいだろうし、却って車社会の効率性が悪化しているような気がするんですが、それは日本人的甘い考えなんですかね。
中国大連旅行画像その39:横断風景・この写真ではあまり大変さが伝わりませんが、道が広いと渡るのも大変だったんですよ
中国大連旅行画像その40:道路を上から見るとこんな感じ
中国は追い越し車線の線が薄く、とにかく車はお互いに割り込みあうのが基本みたい
中国大連旅行画像その41:右の青い建物ですが「土泥焼餃子」って書いてないか・・・?
中国大連旅行画像その43:大連空港周辺
空港内の店について、現地の価格を少しでも知っていると、かなりぼったくっている事が分かるので、必ず買い物は事前に買った方がいいです!
出発前に職場の同僚から「大連のお土産には、朝鮮人参ゼリーが『ネタ』的にお勧め!」と言われていたので散々探しても見つかりませんでした。潰れちゃったのかな?
それはともかく、最後まで見ていただき、ありがとうございます。
お疲れさまでした。
投稿者 kuze : 2011年1月 4日 19:43
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