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遂にiPhoneOS3.0来ましたね。
・・・外見はOS2.xシリーズの時とパッと見代わりが無い。
ですが、その実強力な新機能と沢山の使い勝手向上がなされています(appleへ)。
そんなOSをパソコン向けと異なり、なんとiPhoneユーザーには無料で提供しているのだから、これは絶対に入れたいアップデートです。
(まぁ携帯電話機能のないiPod Touchはバージョンアップ有料ですから、恐らく通話料の何%かがappleへ流れているんでしょうけど)
■導入編
このアップデートはWindows/MacOS用iPhone連携ツールiTunesがインターネットからダウンロードして行います。
しかし、私の住んでいるところからはこのアップデートを利用する事はできなかったりします。・・・なぜなら、引っ越したばかりでまだネット回線がないから。
そこで、iPhone向けアプリNetShareで、携帯電話向けネット回線をPCでも使えるよう無線LANに変換させ、無理矢理ネット環境を構築している今日この頃。
そんな無線LANによるインターネットを、Mac版Safariは普通にインターネット環境と認めてくれますのでこのままブラウジングする事ができます。
しかし問題は、iTunesの「一部の機能」はネット回線として認めてくれず、エラーが発生してしまいます。
その一部が例によって「iPhoneOSのアップデート」なので、困った。
しかし、なんとか家の外でMacをネットに接続する事ができたので、なんとかiPhoneOS3.0を入手することに成功しました。
早速iPhoneに適応して試してみましたよ!
■色々機能を試してみました
・コピペが遂に出来るようになった
とっくに他の携帯電話では備えているので、これが一番最初にくるのもどうだと思うのですが、遂にコピー&ペーストができるようになりましたですね。
これで長文入力の際「やっぱりこの文章上に持ってきたほうがいいな」と思ったら、わざわざ母艦(PC)へメールして直さなくても、iPhoneだけで十分というケースが増えそうです。
贅沢を言えばクリップボード履歴も欲しいかな。
・(これはまだ試していないのですが)Pushがやっと実用化されたらしい
iPhoneOS2.0の頃から実装予告していたPush機能が、やっと3.0で実際に搭載されたようです。
この機能があれば、アプリが起動していなくてもサーバからのデータ受信ができるので、ゲームのアップデートに、最新ニュースの配信、カーナビにおける良く通る道の渋滞情報など、クラウドを利用(サーバ連動)するタイプのアプリがパワーアップしそうで楽しみです。
他のスマートフォンなどでは、Push機能の代わりにiPhoneでは認められていない「システムに常駐するアプリ」で対応していたりしており、コレはコレで便利ですが、メモリの少ないスマートフォンではきつい面も。
例えばWindows Mobileの場合、やたら「タスクマネージャ」を起動してアプリを終了させないとすぐメモリ不足になってしまうなど、面倒くさかったんですよね。
一方で、常駐でないと実現できないタイプのアプリ・・・例えば漢字変換ソフトのATOKは、常にメモリ常駐しないと実現できないので、また当分おあづけというところでしょうか?
特に読み方の分からない漢字が調べられる手書き入力のFEPとか出て欲しいのですが当分無理なんでしょうな。
・iPodなど従来アプリも、2倍速や30秒巻戻し、振ってシャッフル、など地味にパワーアップ
もちろん2倍速の際でも妙に音声が高音域に入る事はないので、聞いていないPodcastが溜まっている時は嬉しいかも。
ただ画面をロックした場合、音声の大きさの変更が効かなくなったような。
イヤホンボタンダブルクリックによる曲飛ばしの判定がかなり厳しくなったような。
あと最近のiPod shuffleについていたタイトル読み上げはなし、画面が付いているんだから見ろという事ですか?
・メモ帳が、Macと同期が取れるようになった
でも、メモ帳の同期をとる先が、OSX標準搭載メーラーことMailだというのが残念。
Mailは主目的がメールなので、メモ帳の内容をふと直そうと思っても起動が重い。
もっとコンパクトにメモ帳を家で利用できないものか?
メモ帳といえば、PCとの連動が滅多に強いクラウド系アプリEvernoteが、すでにiPhone向けに無料で提供されています。
でも、メモ帳は、地下鉄や建物内などオフラインにめっぽう強いので、これからも併用して愛用します!だからもっと使い勝手よくなれ!
・ 更新に時間がかかる?
最初は平気で30分以上待たされたのですが(データベースの連動?)、次回は差分を見ているのか数分で終わりになりました。
・一部使えない動作しなくなったアプリを確認
ぶれが一番少なくなった時に撮影できるDarkroomなど、一部のソフトが動かなくくなったのが残念。
ただ、Apple側もAppStore(iPhone唯一のアプリ配布場所)の人員を増やしているのか、3.0対応版のソフトが今までにないスピードで出てきているので、対応版が出るまで他のソフトで我慢しますか。
・Spotlightはいざという時に命拾いしてくれそう
メールや対応アプリの中身などをiPhone内を大体全体検索する新機能。
今のところそんなに使う機会はないのですが、メールの中身を探せるのはなかなか強力。
なのでメモを探すときなど、いざという時にGoogle Desktopのように大きく役立ちそう。
勿論先に上げたメモ帳や標準アプリのカレンダーのメモも検索対象に入っているのですが、Evernoteは(今のところ)非対応。
サードパーティアプリも是非対応していただきたいです!
ということで、ややもっさり感や使いづらさを感じる面がある物の、全体的には大きく使い勝手が良くなりました。
特にコピペ万歳!
あとは3.0対応アプリが如何にあらわれるかですね。
投稿者 kuze : 2009年6月19日 11:00
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