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・今時の冒険世界?!
昔見たドラえもん映画の冒頭でもこういった話をよんでいたような気がするのですが、世界中の山という山は制覇され、世界中の陸上の様子は衛星で包み隠さずみる事ができるようになりました。
20世紀の頃の冒険話?といえば、まだ「謎の雪男がアラスカで出現!」とか「謎の民族がジャングルの奥地で謎の儀式を行っている!」みたいな話を怪しい本で聞けないこともなかったですけど、最近はわくわくする話を(大人になってムーなどもろくに読まないからというのもあるでしょうが)とんと聞きませんね。
・・・なんかゲームやライトノベルで、西洋ファンタジーRPG風の話を「また出たか」という気持ちで見ていると(いや、そういう話ばかりではないのも知っていますが)正直リアリティを全く感じなくて、安心感はありますけど、沸き立たてるものは何も感じないんですよね。
そうじゃない舞台世界を今考えてみるとしたら、どんなもんなのかと色々妄想してみました。
・電脳世界(特にAR技術などを利用して現実世界と融合した世界)
コンピュータ内の容量は年々巨大化していきますが、その中で無駄な誰も手が付けられていない、OSだけしかその中身を知らない領域も増大する一方です。
一方近年「iコンシェルジュ」など携帯のGPS機能とサーバを連動させてユーザ情報提供させるサービスが始まっています。
さらにデジカメのカメラで撮影された情報と電子コンパス・3D処理技術機能を加えて、現実世界と電脳世界を繋いで手軽に少し不思議な架空世界が楽しめるようになろうとしています。
この2つが融合した話で有名所で「電脳コイル」などがありますが、こういう話がもっとこれから増えてきそうな気がします。
・海底&地中
人工衛星の画像を解析する事で、ただ単に地上の表面や雲の様子を詳しくみる事ができるだけでなく、地表の温度や、海底までの深さ等も調べる事が可能だという話を聞いた事があります。
とはいえ、実際の海底というのは超高額の潜水艇しか行く事ができないですし、地底に限ってはましてや・・・ということで分からない事が多い事だらけなのだそうです。
現実世界の冒険舞台としてどうでしょう?
って、地中をダンジョンや洞窟に置き換えたら今までの冒険話にも良くある舞台か。
・自分の身近にある冒険
個人的にファンタジーものがピンと来なくなったのは、現代社会と随分離れた点があり過ぎるのが性に合わなくなったのかもしれません。
今時なら都市的なダンジョンを中心に据えた世界の方が引かれるかもしれません。
地下鉄や地下水道の奥の奥には人知れぬ何かが眠っている・・・とか、迷路のような駅の隠された秘密とか。
あと、学校とかでも「何だこの階段は?」とか気になる場所はあったものの「勝手に入ると怒られるな」ということで、卒業までスルーしたという場所がありました。
「まぁ多分イベントもの保管している単なる物置への通路なんだろうな」という事で片付けるのではなく、そこから話を膨らませていく事ができれば面白いのかもしれません。
・精神世界
やっぱり人間、一番分からないのは好きな人や身近な人の心の中、ということで精神世界を救うため主人公も頭に電極をつけてダイブするとか。
・ポケモンの凄さ
しかし、ポケモンは凄い。
話を身近な現代(未来)設定しながら、「不思議な生き物達」というネタで10年以上も話を引っ張って、未だに新作映画は出すわゲームも色々な派生版も販売するはで、販売の最前線で売れ続けているのは本当に凄いもんです。
正直私自身はこの間DS番のポケモンを購入したんですが、今までとあまり変わる事なく繰り返しの話で、冒頭で飽きて放置していたりしています。
しかし、小さい子の冒険心は確実に掻き立てるられるのか、各地のポケモンセンターへ行きたいという子は多いそうです。
宣伝活動が巧みであるというのはおいといて、冒険話という視点で見ると、子どもにわかりやすい身近な世界がモチーフになっている、毎回発生するバトル、かわいらしいキャラクター(進化すると筋肉ムキムキのやつも出てくるけど)、不思議な現象、都市の子供からしたら異世界のような自然、悪の組織も出てきますが全体的に楽観的な話・・・など話の流れが完成しているという事が魅力的なのでしょうか?
あと基本的に話の流れが定形化されているという点も、基本的に人間グっとくるのかもしれません。
・・・などという何のまとめもない事をつらつら電車に揺られながらぼんやり考えたりしてみた今日この頃です。
投稿者 kuze : 2009年8月15日 01:48
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