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前にコミケ行ってから何年すぎただろう。
お金がないというのに、やっぱり世の中の動きを知るにはここに行くしかない?!
という事で、久々にコミックマーケットへ行ってきました!
↑諸君、私はビッグサイトに帰ってきたぞ!
予算の都合上高速バスでやって来たのですが、午前10時の開場時間までの待ち時間は、やっぱりこれですね。
ニンテンドーDSのピクトチャット!
初代のニンテンドウDSから標準搭載しているお絵描き無線LANチャットツール。
最近の小学生はかくれんぼをする時にも、ただ隠れるだけでなく、この無線LAN機能を利用して仲間と連携を取って遊んでいるらしいです(シロクマ日報 > ゲームが子供を育てる : ITmedia オルタナティブ・ブログ)。
が、おっさんとなりますとなかなか相手をしてくれる人もおらず、使わない機能になってしまったりします。
でも、コミケに代表されるオタク大密集的イベントでは話は別です!
DS利用率は、通常の空間とは全く異なる高さになりますので、当然ピクトチャットで見知らぬ同志とチャットできたりもするんですよ。
まぁ内容は、
「寒いねェ」
「電波が弱い」
「アンテナのマークって萌えない?」
「アンテナの左が攻めで、右側の三本線が受け?」
「受け多っ!」
といったたわいない話なのですが、やっぱり楽しい!
特に、ピクトチャットはお絵描きチャットなので絵心のある人が美味い絵を投入してきたり、コミケは一日1数万人以上一箇所に集まるイベントなのに案外自分の隣町の人がチャット相手だと分かったりしてたまりませんわ。
※てな具合にピクトチャットしている間にもコミケスタッフによる混雑緩和の為の移動指示とかあったりしますので、程々にしましょう。
で、今回コミックマーケットで見て来たのは2日目「同人ゲーム」、及び3日目「男性向け」と「文芸」です。
その中から特に気になった一般向けサークルをいくつかご紹介します。
※買ったもののまだ内容をよく見ていないものも含まれますので、ご注意を。
•primitiveさんの「excepsion」(同人ゲーム)
敵キャラは全部単純な形ばっか?ながらとにかくエフェクトの派手さが気持ち良さそうで、ついシューティングゲーム好きの血が疼いて買ってしまいました。
「マルチコアCPU時代の新感覚シューティング」というのがキャッチコピー。
ですが、多分手持ちのマルチコアどころかインテルになったばっかりの手元のMacBookではParallels入れても満足に動かないんでしょうな・・・(未確認)
•FootPrintsさん「り・ぼん 〜RE/BORN〜」(男性向け)
ほのぼのな絵のタッチが気になって、買ってしまいました。
全年齢向けです。念のため。
大槍葦人さんの同人誌(18禁)も買ってしまったのですが、どちらも淡いタッチの絵なところが惹かれるのかなとか思ったり。
•雫組さんの「永久皇帝少女」(男性向け)
くせがありそうですが、3D動画シーン多数っぽいという気合いが気になって購入しました(未確認)。
べっ別に魔法少女だから買ったって訳じゃないんだからね。
こちらも全年齢向けです。
•練馬産業大学落語研究会ヲタク落語第6集(文芸)
隣では、テレビでお馴染みの雑学者唐沢俊一さんが同人誌を販売していたのですが、あえてなんとなくこちらだけを買いました。
古典を改造したものか、現代落語なのか内容はまだ聞いていませんがどういう内容か楽しみ。
•?(←手書き検索に引っかからない漢字/草冠・サンズイ・亡)洋石材さんの
「お墓のメンテナンスとリフォームの本 浄土」(文芸)
コミケの楽しみの一つに、見知らぬサブカルチャーとの出会いがあるわけですが、中でも引っかかったのがこのお墓サークルによる同人誌。
本職の方によるお墓のメンテナンスという内容です。
酒好きだった故人でも墓石にお酒をかけるのはやめましょうとか、汚れ落としは擦るより拭く!など和式派は参考になりそう?
・ムサシノ工務店さんの「ランズエンド・ガーデン」 (文芸)
廃墟と猫の写真集。
人類が誰もいなくなった地球?で、ねこが新しい支配者となって人類の過去の文明を発掘する、竹本泉さんの「ねこめーわく」という大好きな漫画を思い出しました。
いいですね。廃墟と猫(あの作品では、かなり猫が頑張って復興していて全く廃墟じゃなかったけど)。
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で、コスプレ会場も当然見てきました。
僕の記憶にあるコミケでは、西館2階展示場(企業スペース)隣の野外スペースという印象があるのですが、今回はそこは戦場で疲れ果てた人のつかの間の休戦所になってたりして。
「あれ?おかしいなぁ」と奥の駐車場への下り階段へ向かうと・・・、
キターッ!
何この2Fにあった時を圧倒的に上回る人ごみ。
つい天空の城ラピュタのムスカ迷台詞「人がゴミのようだ」が頭をよぎりました。
以前来たときより遥かに規模拡大してるよ。
せっかくなので何枚か手持ちのiPhoneで様子を撮影して来たのですが(興味のある方は個別に私の所へ来てください)、そもそも全く思ったとおり歩く事ができませんでした。
恐るべしコスプレ人気。
最後の締めに観光船で帰るか!
と、乗ろうとした所、なんと痛車の展示場が開催されていたり。
なんかコミケは増々スケールアップしていたんだなぁと確認しました。
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そんなこんなで、もうクタクタになって帰りの名古屋行き高速バス乗り場。
新宿駅に深夜23時20分集合。駅前のバス乗り場じゃなくて、そこから少し行った所にある、銀行前の歩道に集合。とのこと。
到着したのですが、なんかココ人が集まる場所にしてはあまりにただの歩道。狭いぞ。
一方で、名古屋行きだけではなく、大阪行き・金沢行き・仙台行きもここ初?
しかも名古屋行きだけでも2社がココを出発地点にしている?
ちょっ、スペースないのにこんなに人が集まったら!!
ごらんの有様だよ!
なんか警察が高速バスに対して「ここはバス乗り場ではありません!」って追い出しにかかってるし!
この人ごみでは、高速バス受付の人がどこにいるのか分からないのに出発時刻が迫って来ているよ!
帰れるのか?!
・・・まぁ出発が1時間遅れになったおかげでなんとか帰れたのですが、冬空に帰れるのかどうか不安なまま時間を過ごすのはホント辛かった。
こんな事態はコミケ限定なのかもしれませんが、 新宿発の高速バスを利用する方はご注意を。
■参考リンク:
名古屋オタクレポートとか:コミケ帰りの夜行バスにはご注意を - 名古屋のオタク関連情報ブログ
投稿者 kuze : 2008年12月30日 21:04
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